ドイツ2部でも13位に沈む名門シャルケを誰が救うのか テロッデに代わる救世主候補となるアタッカーは
ブンデスリーガ1部への道は遠く
2021-22シーズンにブンデスリーガ2部で優勝し、1部昇格を決めたのも束の間。かつてはブンデスリーガ1部の上位を争っていたシャルケは、再び2部生活を強いられている。 2部で優勝した2021-22シーズンは最前線にシモン・テロッデが構えており、同選手は2部のスペシャリストと言われてきた選手だった。2021-22シーズンも30ゴールを記録し、シャルケの昇格に貢献。結局1シーズンで2部へ降格することにはなったが、テロッデはシャルケの救世主となった。 しかし、そのテロッデも今夏に現役を退いた。シャルケには新たな救世主が必要となったわけだが、すでに頼もしい存在は出てきている。 今夏にフランスのポーFCから加わった24歳のマリ代表FWムサ・シラだ。フランス2部ではあるが、昨季はポーFCにてリーグ戦15ゴール7アシストを記録。移籍したシャルケでもさっそく得点力の高さを見せていて、ここまで8試合の出場で6ゴールを決めている。 シャルケは昨季も2部で10位の成績に終わり、今季も現時点で2勝2分4敗の13位と光が見えてこない。シラは数少ない希望と言えるが、ここから上位へ上がっていけるか。
構成/ザ・ワールド編集部