上海退団オスカルが285億円荒稼ぎでサンパウロへ 中国〝金満時代〟の終わりか
中国1部上海海港で8年間プレーした元ブラジル代表MFオスカルがサンパウロに復帰となり、〝金満時代の終わり〟と話題になっている。 オスカルは2017年、チェルシー時代に契約金6000万ユーロ(約100億円)で上海上港(現上海海港)へ移籍。3度のリーグ制覇に貢献した。 退団が決まったオスカルは「この感情を表現するのは難しい。今日、正式に僕の人生に大きな影響を与えた章の終わりを告げる。8年間このシャツを着てきて、別れを告げるときに感じる複雑な感情を表現するのは難しい。初日から信頼を寄せてくれたクラブと、困難な瞬間に立ち上がる強さを与えてくれたファンに感謝したい」とSNSで表明した。 スペインメディア「マルカ」は「中国での8年間で1億7500万ユーロ(約285億円)を稼ぎ帰国」と報道し、「オスカルは、1億7500万ユーロを手にした8年間の中国での生活に終止符を打った。元チェルシーの彼は、サンパウロでプレーするため、故郷に戻る」と指摘。 「彼の退団は、17年にチェルシーからブラジル人選手に6000万ユーロという記録的な出費があったことを含め、何年にもわたる100万ドル(1億5000万円)規模の投資の後、より厳格な契約が行われるようになった中、リーグにおける外国人スターの偉大な時代の終わりを意味する」と金満ぶりで鳴らした一時代が終わったと記した。 低迷する中国サッカー界の強化に成功するのか注目だ。
東スポWEB