ブライトン戦で一矢報いたゴール!鈴木優磨も実力認める17歳FW徳田誉が翌日山口県に移動してユースの試合に出場
[7.24 親善試合 鹿島1-5ブライトン 国立] 鹿島アントラーズの新鋭が、ブライトンを相手に一矢報いるゴールを決めた。5点差で迎えた後半39分、FW鈴木優磨の浮き球をエリア内で受けたFW徳田誉が胸コントロールから右足でゴールに押し込んだ。 徳田は鹿島アントラーズユースに所属する高校3年生。長身を生かしたプレースタイルはジュニアユースのころから注目されてきた。来季のトップ昇格が決まっている逸材で、2種登録された今季は6月16日のJ1第18節の新潟戦に出場してJ1デビュー。17歳3か月29日の出場は、野沢拓也氏が持っていたクラブ記録を更新する最年少記録となった。 その実力はチームのエースもすでに認めるところ。ブライトン戦後に鈴木は「誉は絶対に鹿島を背負って立つ選手になる。将来的に僕と誉が組むという形もみせていければいいと思うし、10代の選手を見てきた中でも凄い能力を持っている。彼を生かしつつ、僕も生きると思うので、今日ひとつアシストができてよかった」と話したほどだった。 そんな徳田は試合翌日の25日、約1000km離れた山口県に移動。日本クラブユースサッカー選手権(U-18)を戦う鹿島ユースに合流した。そしてグループリーグ突破をかけた広島ユースとの大一番でベンチ入り。1点ビハインドの後半から出場し、35分間をプレーした。チームは惜しくも0-1で敗れたが、超ハードスケジュールをこなした。