日本の冬は「みかん」!甘くて美味しいみかんの選び方は? AIを使った選果システムとは? 生産量トップ3県に聞く最新事情
愛媛県も『世界農業遺産』認定を目指す
愛媛県も地域に受け継がれる農文化や地域循環型農業など、特異な地形条件下での高いサステイナビリティを有する「愛媛・南予の柑橘農業システム」として、2018年に『日本農業遺産』に認定されており、現在は『世界農業遺産』認定を目指している。 みかんって身近で当たり前にありすぎるせいか、知らないことがたくさんあった。そして各県が自分たちの強みを活かしながら、絶妙に棲み分けをしていることに今さらながら気づいた。 今回の3県を含む、みかんの様々な産地の自治体や各JAなどが協働して「デスクdeみかん」という取り組みが行われている。みかんの配布などが行われているのでご存じの方もいるのではないだろうか。みなさんも美味しいみかんをいただいて、健やかな日々をお過ごしください。 ■参考資料 ●三ヶ日みかんの選別プロセス https://mikkabimikan.jp/blog/60?srsltid=AfmBOoojEWIFN-ZCigbB6yATJL7oEfjWQy3VgYUXxSiE6DcUUmaiwqEB ●理化学研究所(春しずか) https://www.riken.jp/pr/news/2024/20240409_1/index.html ●静岡新聞SBS(家康公お手植えミカン配布) https://www.at-s.com/event/article/flavor/118567.html 文・写真/市村幸妙 いちむら・ゆきえ。フリーランスのライター・編集者。地元・東京の農家さんとコミュニケーションを取ったり、手前味噌作りを友人たちと毎年共に行ったり、野菜類と発酵食品をこよなく愛する。中学受験業界にも強い雑食系。バンドの推し活も熱心にしている。落語家の夫と二人暮らし。