【学年別】自由研究におすすめの「図画工作」4選!身近なものでできる&フォトジェニックなテーマをご紹介
夏休みの自由研究のテーマ選びは、あれこれ悩んでしまうもの。子どもたちは、どんな自由研究に取り組んでいるのでしょうか? 全国の小・中学生の保護者にアンケートを実施したところ、昨年最も人気だった自由研究のテーマは「図画工作」で、質問回答者の41.3%にものぼりました。
自分で手を動かして、作品を作り上げていく図画工作は、達成感もひとしお。出来上がり作品を飾ったり、使ったりできるのも、図画工作が人気の理由かもしれません。 とはいえ、何を作るかの計画や準備は大変。提出する際のまとめ方に頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。そこで今回は、「ベネッセ教育情報 自由研究ガイド」の中から、身近なものや、簡単に手に入るものでできて、見栄えも良い図画工作の自由研究を学年別にご紹介します。 ちょっと差をつけるまとめ方のひと工夫や学びのポイントにも要注目です!
【小学校低学年】におすすめ! たたきぞめをしよう!
対象学年:小学1年生 小学2年生 制作日数:1日 草花の色を紙にうつすたたきぞめ。たたきぞめに使った草や花を図鑑で調べたり、出来上がった作品の色や模様を観察したりすれば、学びも深まります。 【用意するもの】 ●草花(なるべく葉や花がやわらかいもの) ●木づち(ゴム製のものや布を巻いた金づちでもよい) ●紙(たたくときに草花を間にはさむ) ●画用紙やはがき(草花の色をうつす) 【進め方】 1.画用紙やはがきの上に草花を置く。 2.草花が動かないように、上から紙をのせる。 3.紙の上から木づちで草花をたたく。 ※ あまり強くたたかなくても色はうつるので、ていねいにたたく。 4.色がうつったら、草花をはずして少し乾かす。 【まとめ方の工夫】 ●たたきぞめの作り方を言葉だけでなく、絵でも紹介すると伝わりやすい。 ●草花の色と、紙にうつった色に違いがないかを観察してまとめる。 ●たたきぞめを使って、オリジナルの絵はがきを作るのもおすすめ。 【学びの深め方】 種類の違う草花で作ったたたきぞめを比べて、葉や茎、花の色や形にどんな違いがあるのかをまとめてみましょう。