【学年別】自由研究におすすめの「図画工作」4選!身近なものでできる&フォトジェニックなテーマをご紹介
【中学生】におすすめ! 発泡入浴剤「バスボム」を作ろう!
対象学年:中学1年生 中学2年生 中学3年生 制作日数:1日 重曹とクエン酸を使って、しゅわしゅわと泡が出る入浴剤を手作り。なぜ泡が出るのかを調べてみると学びがさらに深まります。 【用意するもの】 ●重曹 100g ●クエン酸 50g ●ボウル ●好きな香り(レモン汁やアロマオイルなど) ●固めるための容器(シリコンカップや製氷器など) ●きりふき ●ビニール手袋 【進め方】 1.重曹とクエン酸を量ってボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。 ※ 食紅で色を付けてもよい。 2.好きな香りの液を数滴入れて、全体になじむように混ぜる。 ※ 液を入れすぎるとお風呂に入れる前に発泡してしまうので注意。少しずつ入れて、そっと混ぜる。 3.きりふきで水を少量吹きかけ、ビニール手袋をはめた指先で押すようにして水分をなじませる。全体に水分がなじむまで、少量ずつ繰り返す。 4.握ってみて、粉がまとまるようになったら、容器に入れてしっかりと押し固める。 ※ 十分に押し固めないと、乾いた時にポロポロと崩れてしまう。水分が足りないときは、ほんの少し水を吹きかけて、容器に押し固める。 5.1 日以上置いておき、様子を見て固まっていたら取り出す。 【まとめ方の工夫】 ●バスボムをお風呂に入れた際の変化を観察する。使った量と発泡しきるまでの時間の関係や、泡の様子、お湯の感触の変化など気付いたことをまとめる。 【学びの深め方】 重曹やクエン酸の特徴や役割を調べてまとめましょう。また、中学2年生以上であれば、泡ができる(=二酸化炭素が発生する)仕組みを化学式を調べて確認してみるのもおすすめ。重曹の成分である炭酸水素ナトリウムが水の中でクエン酸と合わさると、化学反応が起きて二酸化炭素が発生します。
まとめ&実践TIPS
自由研究は「大変そう」というイメージがあるかもしれません。大切なのは、試行錯誤のプロセスも踏まえて「楽しかった」「自分の力でやり切った」と思えること。楽しんで取り組めるように、親子でテーマを話し合ったり、興味のあることについて調べてみたりするのもいいですね。成果物が出来上がる図画工作は、達成感を得やすいという面でもおすすめです。