曇りや雨の日も「熱中症対策」が必要な理由をご存知ですか? 気温以外に注意すべき点を医師が解説
編集部まとめ
今回は熱中症の基本から予防方法、応急処置に至るまで幅広く解説していただきました。熱中症は、気温や湿度の高い環境で発症しやすく、室内や雨の日でも発症のリスクがあるとのことです。初期症状を見逃さず、水分補給や涼しい場所への移動、服装の工夫など、日常生活の中でできる対策を実践することが重要であると教えていただきました。本稿が読者の皆様にとって熱中症予防を考えるきっかけとなりましたら幸いです。
【この記事の監修医師】 志賀 隆先生(国際医療福祉大学救急医学講座 教授) 2001年千葉大学医学部卒業。学生時代から総合診療・救急を志し、東京医療センター初期研修後、在沖米国海軍病院,浦添総合病院救急部での勤務を経て渡米。米国メイヨー・クリニックでの救急研修後、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院で指導医として勤務。2011年東京ベイ・浦安市川医療センター救急科部長就任。2017年7月から国際医療福祉大学医学部救急医学講座准教授/同大学三田病院救急部長。2020年6月より現職。安全な救急医療体制の構築、国際競争力を産み出す人材育成、ヘルスリテラシーの向上を重視し日々活動している。