「利益をもたらす」大谷翔平のドジャース、主力のFA去就が"一騎打ち"に!? 米メディア「契約することで…」
ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手らの活躍によってワールドシリーズ制覇を成し遂げたが、主力のテオスカー・ヘルナンデスが移籍する可能性がある。来季の連覇には欠かせないヘルナンデスの去就に注目が集まっている。米メディア『ドジャーブルー』のスコット・ゲルマン記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ヘルナンデスは今季、154試合に出場し、打率.272、本塁打33、打点99と素晴らしい成績を残した。オフシーズンに入り、ドジャースはヘルナンデスにクオリファイングオファーを提示したが、予想通り拒否された。これにより、ヘルナンデスはどの球団とも契約可能となり、ドジャースと再契約しなければドラフト指名権による補償が付く。 ドジャースはヘルナンデスと交渉中だが、昨オフから続いてボストン・レッドソックスも強い関心を示しており、残留かレッドソックスへの移籍のどちらかという見方が強い。ヘルナンデスが今オフ結ぶと予想される契約は、3年総額7100万ドル(約110億円)だが、競争となれば4年契約となる可能性もある。 注目が集まるヘルナンデスの去就についてゲルマン氏は「ドジャースとヘルナンデスは契約をまとめることで双方に利益をもたらすことになるが、何が起ころうとも選択肢があるのは彼の方だ」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部