中学受験の合格願って、母親は「アイス断ち」!? 「子どもも我慢しているのだから、当然のこと」祈りを託した、信念の“願掛けルーティン”
子どもも我慢しているのだから…
Aさんが話す「願掛けルーティン」は、他にも様々あります。特定の道順を歩く、電車やバスに乗っても絶対に座らない、入浴の最後に水を1回被る…などなど、聞けば聞くほど驚くばかりです。 Aさんは「子どもも遊びたいのを我慢したり、ゲームを断って勉強してるんだから、親も好きなものを断つのは当然じゃない?」と話します。その情熱に圧倒されながらも、同じく受験生を抱える身として、Mさんも「何か願掛けをした方がいいのかな?」とふと考え込んでしまいます。 一見すると迷信にも思える願掛けですが、その行動には親としての「祈り」が込められています。子どもの努力を支えるための小さなルーティンは、実は親の不安を和らげ、信念を支える大切な力になるのかもしれません。
受験と願掛けの不思議な関係
受験生をもつ親として、願掛けをした事ありますか? ▼50代・大学受験 模試の時から本番までずっと、試験に持たせるお弁当は必ず、同じメニューにしていました。うちは鮭の海苔弁当。ルーティンを崩すことなく本番まで徹底するつもりです。あまり量が多いと眠くなるので、量も毎日同じです。弁当を統一してから成績があがったので願掛けの意味も込めています。 ▼40代・中学受験 玄関とトイレと水場をとにかく掃除していました。なんとなく神様がいるような気がしていたからです。そこをきれいに保つことで、ちょっとしたことですが、気が整っていると運気も上がると思っています。 ▼30代・小学校受験 受験の1年前から、家族全員で「落ちる」「難しい」などのネガティブな言葉を絶対に使わないというルールを設けてみましたが意外と難しく、小さい子どもがいるので無理なのでやめました。願掛けをすると、できなかったとき悪いことにつながりそうなので、敢えてルールを設定しないほうがいいかと思い、普通に生活することにしました。 (まいどなニュース特約・松波 穂乃圭)
まいどなニュース
【関連記事】
- 「私立中の学費、もう払えない」中2の長男は公立中に転校へ 世帯年収720万円・30代夫婦の後悔
- 【漫画】「一口20万円」に衝撃!!入学した私立中から届いた「寄付金のお願い」 払わないのは非常識?「バレたら…裏で噂されるかな?」
- 【漫画】親が医者の子どもは「紅バラ組」、サラリーマンだと「タンポポ組」!? 超セレブ向け「カースト幼稚園」に入ってしまって大後悔
- 【漫画】息子の登校拒否に追い詰められた母親…カウンセラーの意外な一言に「目から鱗」 親子が見つけた不登校克服のカギとは
- 【漫画】彼女を家に連れてくる長男、実は春からすでに2人目 彼女以外の「女友達」も連れ込んで… 子どもの“恋愛観”に母親は複雑な思い