青学大・原監督「こじつけるのも大変なんですよ」箱根駅伝連覇へ「あいたいね大作戦」発表も…珍しく説明に四苦八苦、ファン笑い
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝の記者発表会見が10日、都内で行われた。2連覇を目指す青学大の原晋監督は、毎年恒例の作戦名として「あいたいね大作戦」を発表。「今年は大手町のゴールでチーム全体で笑顔で“会いたい”し、ファンのみなさん、スポンサーのみなさんと喜び“あいたい”。優勝するといろんな出会いがある。思ってもみなかった方々とお会いすることができます」と、力強く人さし指を突き上げた。 【写真】原監督の「会いたい人」は?「我々世代のストライクゾーン」 その後、会場にファンを入れて開催されたイベント「箱根駅伝トークバトル」でも、総合優勝を明言するとともに改めて作戦を発表。ただ、意味を説明する段になって指揮官はたどたどしく言葉を詰まらせながら、「皆さんと喜びに満ちあふれたい…(言い直して)あいたい。LOVEというキーワードがあって、愛する皆さま、愛する箱根駅伝…そこに会いたい」などと珍しく四苦八苦。駅伝ファンからも笑いが漏れたが、「こじつけるのも大変なんですよ」と本音交じりの悲鳴をあげつつ、国学院大の3冠阻止に向けて「前半から攻めのレースで主力級を並べたい」と気炎を上げた。 今年1月の第100回大会を制した青学大は、今季は出雲駅伝3位、全日本大学駅伝3位と優勝を逃している。この日発表されたエントリーでは、主力の太田蒼生(4年)、若林宏樹(4年)、黒田朝日(3年)や、主将の田中悠登(4年)ら16人が順当にメンバー入り。1万メートルの平均タイムは全体2番目の28分20秒04となった。