名古屋市・河村市長が定例会見8月2日(全文3完)走らせるかどうかはまだ決まってない
いじめの関係でこれまでに決まったことは
記者1:すいません、SLではないんですけれども、金曜日にいじめの関係で再調査委員会が、【***00:54:01】がございましたけれども、それを受けて組織をつくって、今後、対応するというお話だったと思うんですが、その内容とは、どういうものを具体的に所管して、どういう組織にするのかということについて、これまで決まっているところでもう少し具体的に伺えますでしょうか。 河村:これは深刻な問題ですね、これ、本当に。本当に深刻な問題で。1人の子も死なせない名古屋、1人の子も死なせない日本というのが本当につくれるのかという、基本的な、大変大きな問題ですわ。レポートを読んでいただいとると思うけど。今まで2回、第三者委員会をつくったけど、まったく、どういう表現だった、まったくはよう覚えとる、まったく考慮されていないというような、ちょっと「てにをは」は別だけど、そういう表現でなかったですか。だから学校、校長、それから学校側のなんとか主任というシステム、それから担任が1人で全部やることになってた、スクールカウンセラーとか「なごもっか」とか素晴らしいのをつくったけども、まだまだそこへきちっと連絡する体制がなかったということですね。 ですから大変深刻な問題です。だで僕は、レポート見とるときに、教育委員会の中につくっちゃいかんでしょう、それ。それはそういう書き方してあったじゃないですか。教育委員会から外れたというか、つくらないかんといってね。だで、市長直轄がいいんじゃないですか。ほんで、この間言いましたように廣澤氏、教育のほうをやってますんで、教育とか子育てを。廣澤氏をキャプテンにして、ほんで子青局長か副市長か。杉野氏ね。にして、あと必要なのは、だからスクールカウンセラー。
日本の地域社会の持っとる1つの問題点
要するに、あの提言を実現、実行せないかんがね、今度は。実行しな。実行すべき責任を与えられたということでしょう。だから現場が、関係ない人、評論家ではないわけです、今度は。だからスクールカウンセラー、それから教員、学校長、それから地域社会を入れるとややこしくなるかな、しかしな。だけど地域社会の皆さんの本当の声も聞かないかんけど、そうなってくると、それはやっぱり僕も言いましたように、今日も幹事会で言ったけど、僕にとってショックだったのは地域社会の方から、要するに再調査やってくれるないうて要望書をいただいとるんですよ、確か2つだったと思いますけど。びっくりしましたね、もうこれは。日本の地域社会の持っとる1つの問題点。それと学校と一緒になった。そこまで解決していかないと、なかなかできんわね。いうことですので、今、廣澤氏ともちょっと相談しながら人選を進めとるとこで。それやりたいと思いますけど。 根本は、要するに学校ってなんのためにあるのかという根本的なところの考え方を迫る問題なんです。学校ってなんのためにあるところだと思いますかと、そう聞くと、いや、学校って勉強するところじゃねえのと、勉強を教えるところじゃねえのかという、今のところは感覚になると思うけど、どうも違うようですよ。学校というのは子供を守るためにあるんだと。もう全然違うわけです、そうなってくると。 そうなってくると、教師の考え方、地域社会、地域社会って社会全体、学校そのものが変わっていかないかん。だからそれをどうやってやっていくかという。本当に華子ちゃんが来てくれて、残念だったですけどね、せっかく名古屋へ来てくれたのに守れんかったいう責任をやっぱり本当に痛感せないかんです。もうごめんねという。それは華子ちゃん、ごめんねっちゅうことですよ、本当に。でしょう。今日、幹事会でも言ったったけど、みんながそう思わないかんぜいって。謝罪がなかった言うてましたがね、おとっつぁんが。そうでしょう。なもんで、そこの問題が。 記者2:すいません、ちょっと時間がないので、次の質問聞いてもいいですか。 河村:はい。