モナコGP予選PPは地元出身ルクレール!フェルスタッペンはまさかのミスで連続PP記録が8でストップ…角田裕毅は8番手|F1
2024年のF1第8戦モナコGPの予選が現地時間25日行われた。 現地モンテカルロはFP3、F2のレース1から引き続き晴天のドライコンディションで、予選Q1開始時刻を迎えた。 【動画】モナコGP予選でPPは地元出身ルクレール!決勝では初の母国優勝を狙う…フェルスタッペンはミスで予選6番手 18分間のQ1が始まると、各ドライバーはすぐさまトラックへと出て、周回をスタートさせる。トラフィックの発生、イエローフラッグ及びレッドフラッグなどのリスクを考慮して、早めにタイムを出しに行くドライバーが多数となった。 トラックエボリューションが大きい特性ということもあり、後からアタックしたほうがタイムが上がりやすいという状況になる。 VCARBの角田裕毅は残り3分で1:11.852をマークし、Q1突破に向けて十分なタイムとなった。一方で2022年のモナコウィナー、セルジオ・ペレスがペースを上げられず、まさかのQ1止まり。 Q1での敗退はフェルナンド・アロンソ、ローガン・サージェント、ペレス、バルテリ・ボッタス、チョウ・グァンユの5台となった。アロンソ、ペレスとモナコ優勝経験者2名が早期敗退という状況になっている。 続く15分のQ2では、角田が最初のアタックで1:11.257。そのラップタイムは残り5分時点で3番手となる。ここから各ドライバーはQ2のラストアタックへと出ていった。角田は最後にタイム1:11.106に上げて、9番手でQ3進出を果たした。 Q2で10番手に入れなかったのは、エステバン・オコン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルド、ランス・ストロール、ケビン・マグヌッセンの5台だった。 トップ10の並びを決める12分間のQ3では、10人が一通りタイムを出して残り4分となり、各ドライバーは新品ソフトを入れてラストアタックへと出ていく。 角田は残り1分で1:10.858で周回し、これが8番手タイムとなった。 トップは1:10.270のチャールズ・ルクレール。地元モナコでポールポジションを獲得した。キャリア24度目のPPとなり、今季マックス・フェルスタッペン以外が予選トップとなるのは初となる。 2番手オスカー・ピアストリ、3番手カルロス・サインツ、4番手ランド・ノリスと、フェラーリとマクラーレンがトップ4を占めた。 5番手ジョージ・ラッセルと続き、6番手はフェルスタッペンだった。オランダ人ドライバーはラストアタックに入るタイミングでウォールに軽く当たったこともあり、タイムアタックに入れず。今季初めてPPを逸する結果となった。また、昨季最終戦から続いていた連続ポール記録は8でストップとなっている。 7番手ルイス・ハミルトン、8番手角田、9番手アレクサンダー・アルボン、10番手ピエール・ガスリーという予選結果になっている。
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