【競輪】石井寛子が立川でガールズGP優勝報告「ファンのみなさんのおかげで勝てた」
「鳳凰賞典レース・G3」(6日、立川) 昨年末に静岡競輪場で行われたガールズグランプリ2024を優勝した石井寛子(38)=東京・104期・L1=が記念開催中の立川競輪場特設ステージで優勝報告会を行った。 平日にも関わらず100人以上のファンが駆けつけ、石井の第一声に注目が集まると「グランプリ優勝もうれしいんですが、11日から始まる今年一発目の京王閣に向けて猛練習しています」と気持ちが既に2025年の戦いへ切り替わっていることを説明した。 2017年以来2回目のグランプリ優勝を振り返り「坂口楓華さんが強かった。最終バックを2番手で回れた時に、このいい展開は何だ!ってなったけど、そこで冷静になって、一年間のレースを思い出して走った。焦らず走って4角からは2024年で一番自転車が進んだと思います」と話した。 ゴール後に下を向いていたシーンを問われると「ゴール後の走った選手の顔ってハアハアしているじゃないですか。そこを写真撮られるのは嫌だなと思って下を向いていたんです」と感動の涙ではないと否定した。 最後に「私に携わってくれたみんなのおかげで勝てました。応援してくれる人が100人いれば、自分は100分の1。みんなの代表でレースを走って優勝できただけ。今年もいっぱい応援をしてもらえるように頑張ります」と話し、多くのファンから拍手を受けていた。