小柄な馬体で活躍した8歳牝馬メロディーレーンが電撃引退…繁殖入り、右前深屈腱付近の痛みが再発
馬体重338キロで勝ち星を挙げるなど小柄な馬体で4勝したメロディーレーン(牝8=森田、父オルフェーヴル)の引退が決まった。18日、レックスが公式サイトで発表した。 5月4日のメトロポリタンS7着後は放牧を挟み、万葉S(1月6日、中京芝3000メートル)に向けて調整を進めていたが15日の調教後に右前脚に腫れが見られ、触診による痛みもあったことから栗東トレセン診療所でエコー検査を受けたところ、深屈腱付近を再度、傷めていることが判明した。 これを受けて協議した結果、現役を引退し、岡田スタツド(北海道新ひだか町)で繁殖入りすることが決まった。 通算36戦4勝、獲得賞金は8590万9000円。21年秋の古都Sでオープン入りを決め、今年の万葉S3着とオープンでも好走した。 21年菊花賞、22年天皇賞・春、宝塚記念とG1を3勝したタイトルホルダーは2歳下の半弟にあたる。