武豊騎手

　NHKのドキュメンタリー「あの日　偶然そこにいて～怪物オグリキャップ　伝説のラストラン～」が18日、放送された。今回は名馬オグリキャップが引退レースで勝利した1990年12月23日の有馬記念が特集されたが、X（旧ツイッター）では「オグリキャップ」がトレンド入り。ネット上では再び名馬に注目が集まるとともに、34年前と変わらぬ活躍をしている武豊騎手（55）＝栗東・フリー＝を驚く声が並んだ。 ◆オグリキャップ、武豊とともにラストランで有終の美【写真】 　同番組は時代を象徴する“あの日の映像”に偶然映り込んだ人をわずか手がかりから探し出すドキュメンタリー。番組では映像に映り込んだ女性ファンを探しながら、関係者に当時の話をインタビューしていたが、その中でオグリキャップに騎乗した武豊騎手も出演。「すごい人でした。あんな競馬場のスタンドを見たのは初めてだったし、あれ以来ない。みんなファンだった。全員オグリキャップが好きでした」などと振り返った。 　当時、武豊は21歳。55歳となった今年もG1を2勝し、今年の有馬記念では1番人気が予想されるドウデュースに騎乗する中、Xでは「30年以上前の武豊がオグリキャップと有馬勝ってて、今年の優勝有力候補も武豊なのおかしくない？　ロボなの？」「オグリキャップの有馬記念に乗ってた騎手が、日曜日の有馬記念で1番人気のドウデュースに乗るのは何なんでしょうね…」「何が凄いって30年も前にオグリキャップ乗って勝ってまだ現役で勝ってる武豊よ　当時見てた子供もええ年だというのに」などの声が並んだ。 　また、オグリキャップが勝った1990年の有馬記念で2着のメジロライアンに騎乗した横山典弘騎手（56）＝美浦・フリー＝も今年の有馬記念はダービー馬ダノンデサイルで参戦することに「オグリキャップの特集観たけど1990年のラストランの一着と二着の騎手が2024年の盾男とダービージョッキーってやっぱりおかしい」「オグリキャップの有馬記念見てるけど、その時の1、2着の騎手が34年後の有馬でもワンツーがありそうなのエグい」などの声が並んだ。