最少馬体重V記録のメロディーレーンが引退、繁殖入りへ…ファン衝撃「あんな小柄でお母さんになれるんですかね」の声も
JRA最少馬体重勝利記録を持つメロディーレーン(牝8歳、栗東・森田)が現役を引退すると18日、株式会社レックスのホームページで発表された。今後は岡田スタッドで繁殖馬となる予定。 同馬は今年5月のメトロポリタンS7着から休養し、来年1月6日の万葉Sを目標に調整されていた。同社のホームページによると15日の調教後に右前脚に腫れが見られ、触診による痛みもあったことから栗東トレセン内の診療所でエコー検査を受けたところ、右前肢の深屈腱付近を再度傷めていることが判明。その後、関係者で協議して引退が決まった。 父オルフェーヴル、母メーヴェの同馬は2018年10月にデビューすると、未勝利脱出まで10戦を要したが、牝馬ながらに挑んだ菊花賞で5着と健闘。その後も300キロ台ながらもG1にも参戦して人気を集めた。3歳9月に338キロで1勝クラスを勝ったのがJRA史上最少馬体重勝利記録になっている。通算成績は36戦4勝。2歳下の半弟にはG1・3勝のタイトルホルダー(父ドゥラメンテ)がいることから繁殖馬としても期待される。 ネット上でもすぐさま話題となり、X(旧ツイッター)では「メロディーレーン」がトレンド入り。「メロディーレーンとタイトルホルダーの姉弟が現役で揃ってた時代マジで熱かった」「メロディーレーンはついに引退かあ。お疲れ様でした。あんな小柄でお母さんになれるんですかね…」「重賞は勝てなかったけど、小さな身体でいっぱい走って人気者になれたし、ゆっくり過ごしておくれ」「大好きで大好きで泣けてくる」などの声が並んでいた。
中日スポーツ