バルセロナがRBライプツィヒMFダニ・オルモに興味か フリック新監督が獲得を熱望
今季はブンデスリーガ21試合に出場し、4ゴール5アシストを記録
スペイン代表の背番号10番は今夏の移籍市場でステップアップを果たす可能性がある。 スペイン『SPORT』によると、バルセロナは今夏、RBライプツィヒに所属するMFダニ・オルモの獲得に動くという。新指揮官に就任したハンジ・フリック監督は同選手の獲得を熱望しており、クラブとしても獲得に全力を尽くすつもりのようだ。 現在25歳のダニ・オルモは、バルセロナの下部組織出身の選手。2015年にクロアチアのディナモ・ザグレブのU-19に移籍すると、同クラブでプロデビュー。2020年1月にはRBライプツィヒへと完全移籍を果たしていた。今季は膝や肩の負傷による途中離脱もあったが、ウインターブレイク明けのブンデスリーガでは全試合に出場。持ち前のテクニックと創造性を存分に活かして、ブンデスリーガ21試合に出場し、4ゴール5アシストを記録した。 そんなダニ・オルモの獲得を目指すのが、バルセロナ。同メディアよると、同クラブが交渉を成立させる上で、最も障壁となり得るのは、ダニ・オルモが現クラブと2027年までの契約更新を結んだ際にサインした退団条項だという。退団条項の金額は6000万ユーロに設定されており、現状のバルセロナの財政では、厳しい金額とのこと。バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏は、現在のクラブでは6000万ユーロを即座に準備できないことから、今後RBライプツィヒと直接交渉し、両者が満足する方法を見つけるつもりのようだ。 EURO2024でもスペイン代表の一員として活躍が期待されるダニ・オルモだが、今夏の移籍市場で育ったクラブへと帰還するのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部