【新日本・WTL】矢野通&ボルチンがタイチ&TAKA下し3勝目 優勝決定戦進出の望みつなぐ
新日本プロレス1日大阪大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」Bブロック公式戦で、矢野通(46)、ボルチン・オレッグ(31)組がタイチ(44)、TAKAみちのく(51)組から3勝目を挙げた。 ボルチンは今年7月にG1クライマックス出場者決定トーナメント決勝戦でタイチを撃破。この敗戦により連続出場が5でストップしてしまったタイチに、試合序盤から怒とうの猛攻にさらされた。デンジャラスバックドロップから聖帝十字陵で捕獲されるなど窮地の連続となったが、天翔十字鳳をキャッチするとフロントスープレックスで投げ捨て、決定打は許さない。 さらに終盤にTAKAと1対1になったボルチンは逆さ押さえ込み、オクラホマロールと丸め込みを連発される。その後もトランスレイヴ、スーパーKと打撃技に苦しめられるが、みちのくドライバー2は押しつぶして阻止。そのまま一気に担ぎ上げると、カミカゼ一発で鮮やかな逆転勝利を収めて驚異の破壊力を見せつけた。 バックステージでは「正直言うと一瞬、負けるかなと思っちゃったですね。TAKAさんは私が生まれる前からプロレス始めたのに、本当にリスペクトしかないね。G1前にタイチさんと戦って(自分の)力になったと思うけど」と対戦相手を称賛。通りかかったタイチから「お前、強すぎるだろう。どこからそんな力出してんだよ」と声をかけられると「あと2試合、絶対に勝たないと行けないから。次に次に1個1個ちゃんと頑張っていきたいと思います」と優勝決定戦(12月8日、熊本)進出へ残り全勝を誓っていた。
東スポWEB