中国・近畿で梅雨明け 平年より2日遅く盛夏スタート 向こう2週間はかなり高温続く
きょう21日(日)午前、気象庁は中国地方と近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した。それぞれ平年より2日遅く、昨年より5日遅い梅雨明けとなった。
向こう1週間の中国地方と近畿地方は、湿った空気などの影響で局地的に雨や雷雨となる日はあるが、高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。また、平年より気温が高く、35℃以上の猛暑日になる所が多くなりそうだ。
また、向こう2週間にかけても平年よりかなりの高温傾向が続く予想。体にこたえる危険な暑さが続くため、今後も熱中症により一層の警戒が必要だ。周囲と声を掛け合いながらこまめに水分補給を行い、昼夜問わず適切にエアコンを使用するなど暑さ対策を徹底して過ごした方がいいだろう。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。