21日(日)も猛烈な暑さと急な雷雨に注意が必要です。最高気温は岐阜で38℃など、体温を超える暑さになる所もありそうです。夏休み中のお子さんも、時間を決めて水分や休憩を取るようにしましょう。また、引き続き大気の状態が非常に不安定です。晴れ間が出ていても午後は局地的な雷雨にご注意ください。

21日(日)の予想最高気温

　21日(日)も西日本、東日本は晴れて強い日差しが照りつけ、35℃以上の猛暑日地点が続出しそうです。最高気温は名古屋や京都、富山、鳥取などで37℃。大阪や鹿児島などで36℃。東京などで35℃の予想です。湿度もかなり高く、不快な蒸し暑さとなりそうです。なるべく涼しい場所で過ごす、声を掛け合って水分補給をするなど、熱中症にならないよう気をつけましょう。なお、近畿などでは梅雨明けの発表があるかもしれません。

21日(日)の天気と予想最高気温

　ただ、西日本と東日本は引き続き大気の状態が非常に不安定です。気温が上がる午後は所々で雨雲が発達しそうです。急に雷雨や土砂降りの雨になる所もありそうですので、山や川でのレジャーは十分にお気をつけください。福岡は昼前後に土砂降りの雨が降りそうです。 　梅雨前線が近づく北日本はゆっくり天気が下り坂に向かいます。道北は次第に雨が降り出す見込みで、札幌も夜から雨になりそうです。東北の日本海側も雨の降る時間があり、局地的には雷を伴って激しく降る見込みです。

21日(日)午前6時現在の台風3号の位置と予想進路

　また、きのう(土)フィリピンの東の海上で台風3号が発生しました。今後は発達しながら北上し、(水)～(木)にかけて沖縄の石垣島など先島諸島に接近するおそれがあります。こちらは今後も最新の情報にご注意ください。 （気象予報士・岡田沙也加）