【英語教育】これを読んだら移住したくなっちゃう!岡山県総社市「英語教育特区」の魅力とは?指定校に通っている保護者にインタビュー!【前編】
「英語」だけでない「広い視野」も
――お子さん3人を英語教育特区の指定校に通わせられている、Oさんの今のお気持ちをお聞かせください。 Oさん:家にいるとき、兄弟同士で英語を教え合ったり、英語で話したりしている姿を見ると、ほほえましく感じると同時に、指定校に通わせてよかったと心から思います。 今年から「昭和五つ星学園義務教育学校」では、新たに幼稚園とも連携して英語教育を行っていくようですが、どんな成果を上げるのか楽しみですね。 というのも、中学校から「昭和五つ星学園」にお子さんを通わせた父兄の方から「小学校から昭和五つ星学園に通っている子どもたちは、外国人と臆することなく触れ合っているだけでなく、広い視野を持っていて、意見をしっかり言える子が多い」といった言葉をよく耳にするんですよね。 そう言われると、確かに小学校から在籍している子どもたちには、そうした傾向があるような気がするんです。先生やお友だちからの質問にはっきり答えて、その理由をしっかり述べているんですよね。それは、きっと日本語だけでなく英語での文法表現を学んでいたり、英語の授業で先生やクラスメイトと話す機会が多いからではないかと思います。 そうした子どもたちを見ていると、英語に自然にかつ楽しく触れることができる「昭和五つ星学園」のような体験が、たくさんの学校でできたらといいなと思います。
「英語教育特区」の試みにみる将来展望
Oさんのお話を伺う限り、小学校から日常的にネイティブの発音に触れ、英語を学ぶことはすばらしい成果をあげているようです。 日本の未来を背負う子どもたちがグローバル社会で生き抜くためには、いち早く「英語教育特区」という枠を外して、このような教育を全国一律に受けられるようになることを願わずにいられません。 「英語教育特区」レポートの後編では、総社市役所の担当者にインタビュー。総社市の「教育特区」で行われている英語教育の内容をお聞きしました。総社市の教育に魅力を感じて移住を視野に入れている方のために総社市への移住情報も紹介しますので、後編もチェックしてくださいね!
文・構成/山津京子