【英語教育】これを読んだら移住したくなっちゃう!岡山県総社市「英語教育特区」の魅力とは?指定校に通っている保護者にインタビュー!【前編】
ホームステイ体験や英検対策の支援も
――ほかに、英語教育関連で特別な点があったら教えてください。 Oさん:これは全国の自治体で行われていますので、総社市が特別というわけではないと思いますが、市内中学生が対象のホームステイ事業が開催されていて、毎年一定数の子どもたちが作文と面接を受けた上で派遣されているのですが、この事業の中に「昭和五つ星学園」生徒の学校枠があるんです。 長男は、今年、その事業に応募して、夏休み中に10日間、オーストラリアへ行くことになっています。オーストラリアではご当地の家庭にひとりで滞在しながら、「昭和五つ星学園」と提携している学校の授業を受講する予定です。 そうした体験にかかる費用は、総社市が半分負担してくれるので、本当にありがたいです。長男がどんな影響を受けて帰ってくるのか、今から楽しみにしています。 それから中学校では、授業とは別に英語検定対策の講座を開催していまして、希望者は無料で受講することができます。英検対策のための参考書やCDも、学校から貸し出してもらえるので、親としてはこうしたことも助かっています。子どもたちにとっても、英検に積極的に挑戦するきっかけになっていると思います。 ――お話をお聞きしていると本当に充実していますね。ご長男は現在中学3年生ということで来年は進学が控えていますが、どのようにお考えになっていらっしゃいますか? Oさん:長男には、「英語を使ってこんな仕事に就きたい」といった具体的なビジョンはまだないようですが、「英語で何かやってみたい」と感じているようです。 ホームステイも本人の希望で行かせることになったのですが、英語圏へひとりで行くことに対する不安は、まったくといっていいほどないんですよね。これも9年間、英語やALTの先生方と慣れ親しんだおかげだと思います。来年、どの学校を目指すかは、ホームステイから帰ってきてから、親子で話し合いたいと思っています。