【英語教育】これを読んだら移住したくなっちゃう!岡山県総社市「英語教育特区」の魅力とは?指定校に通っている保護者にインタビュー!【前編】
入学前は特別なことは何もしなかった
――ご長男が入学した当初の印象を教えていただけますか? Oさん:英語の授業だけでなく、運動会や全校で行うラジオ体操も英語でのアナウンスでしたので、最初はびっくりしました。また、外国語指導助手(ALT)の先生は小学校と中学校に各1名ずつ常勤しているのですが、英語の授業だけでなく、学校行事にも参加してくださっているのは意外でした。 そんなふうに日常的にALTの先生とふれあっているからだと思うのですが、子どもたちは先生と話すことにためらいがないんですよね。わが家は入学前まで、英会話教室へ通うといった特別な英語対策は何もしていませんでしたので、恥ずかしがらずに先生方と話す長男の姿に驚きました。 ――小学一年生での英語学習はどんな内容だったのでしょうか? Oさん:最初は、英語で買い物ごっこやビンゴゲームをしたり、シールを貼って遊んだりしながら、英会話中心に学ぶ授業だったと思います。体験型で遊びながら学ぶ形式でしたので、どの子もみんな楽しく学んでいると感じました。 ――英語教育特区の総社市では、小学校と中学校の9年間で一般的な義務教育校より250時間多く英語を学ぶカリキュラムになっているそうですが、9年間、英語教育特区学校で学ばれたご長男をみていて、どのようにお感じになりますか? Oさん:長男だけではないのですが、子ども3人とも英語の発音がとてもしっかりしていると思います。また、ヒアリングも結構できるんじゃないかと思いますね。 わが家は、夫も私も英語が別段得意ではありませんし、子どもが特区の学校に入学してからも何か特別なことは何もさせていないんですよね(笑)。ですから、子どもたちのこうした姿は、小学生から英語に触れさせてもらえた成果だと思っています。 実際、学校で英語の授業を参観していると、先生と生徒のやりとりも英語で行われていて、クラスの生徒さんは、皆さんスムーズに英語で話している気がします。また、学校内には英語で書かれた掲示物がいたる処に貼られていたり、教室の国場にも英語で書かれているものがあったりして、ふだんから英語を身近に感じていると思います。