米メディアは大谷翔平の8回13奪三振無失点と前日8打点を「歴史的な二刀流偉業」と絶賛…ロ軍1番も「凄い!誰もやっていない」と最敬礼
CBSスポーツは「エンゼルスの大谷が歴史的な二刀流の偉業を達成。ロイヤルズ戦でキャリア最多となる13奪三振」との見出しを取り、大谷の記録にフォーカスした。 「エンゼルスの二刀流の天才、大谷はキャリアベストの最多奪三振の記録を作っただけでなく、1920年に打点が公式スタッツとなってから、10奪三振以上と8打点以上を2試合続きで記録した初めての選手となった」と伝えた。 記事は、大谷の投球内容に触れつつ、「彼は14の空振りを奪い、そのうち7球がスライダーだった。大谷は大谷らしく、打者としても内野安打を記録して四球を選んだ」と紹介。 「大谷は4月のアストロズ戦で12奪三振の自己最多記録をマークしていた。ただ彼は日本プロ野球の北海道日本ハム・ファイターズ時代に複数回の完投を記録しているが、メジャーでは、まだ9回にアウトを取ったことはない」とも続け、次なる記録として、メジャー移籍後初となる完投勝利への期待を寄せた。 また同メディアも、元ブレーブスのクロニンガーの記録について触れ、「クロニンガーの記録も注目すべきで、彼は12シーズンの中で、防御率4.07、奪三振と四球の比率で1.40を残した。打席では、彼は打率.192、出塁率.205、長打率.277で11本塁打、67打点だった。彼は1965年にMVPの投票を得たが、オールスターに出場したことや、その他の賞で票を得たことはなかった。彼は大谷のプロトタイプ(原型)ではなかった」とも記した。 地元紙のオレンジカウンティレジスター紙も、当然、大谷賛歌だ。 「大谷がロイヤルズを破る中でマウンドを支配」との見出しを取り、「バットでショーを演じた次の夜に大谷は、今度は肩でそれを演じた」と書き出し大谷の快投を伝えた。 同記事も8打点を記録した翌日に13三振を奪ったメジャー史上初の選手となったことを紹介。ネビン監督代行の「彼は信じられないほど素晴らしい。ベースボールフィールドで彼がやること、日々の一部にあることを楽しんでいる」というコメントを掲載した。 その上で「大谷の大攻勢の一夜は、エンゼルスが延長11回の末11-12で壊滅的に敗れたことで無駄となった。しかし、今回、彼はマウンドにいたことで試合をコントロールできた。エンゼルスは、大谷の見事な投球パフォーマンスと、3番(レンヒフォ)、4番(マッキノン)に抜擢した新しい2人の援護を受けて、(リーグ)最下位の一団にあるロイヤルズからのスイープ(3連敗)を逃れた」と続けた。