米紙が大谷翔平の契約交渉についての他球団幹部の衝撃談話を報じる…「多くの球団が4年270億円を払う可能性が高い」
エンゼルスの大谷翔平(27)が16日(日本時間17日)、敵地シアトルで行われたマリナーズ戦に「3番・投手」で先発出場。6回を93球3安打6奪三振無失点に抑える好投でチームの連敗を止め5勝目をマーク。また打者としても4打数2安打で自らを援護した。ドジャースタジアムでの前日のナイターが終了したのが午後10時を過ぎており、そこからチャーター機でシアトルに移動。到着は午前4時になっていたが、大谷はその過酷な移動の疲れを見せなかった。オレンジカウンティレジスター紙によると、フィル・ネビン暫定監督は、試合が始まってから、マット・ワイズ投手コーチに「明日の先発をシアトルに先乗りさせましょう」と伝えたが、大谷は「3番・DH」でスタメン出場しており、ワイズ投手コーチは「明日の先発は今打席に立とうとしています」と答えたという。 「通常は先発を先に送って、しっかりと休養させる。彼が今夜のために備えてきたことは素晴らしい。すべての投球が機能していた。100マイル(約161キロ)にも数度達していたと思う。制球も良かった。今夜は変化球をとても良く使って、さらに球速を生かすことができていた」と試合後、ネビン暫定監督は、大谷のタフネスを絶賛した。 またシアトルタイムズ紙によると敵将のスコット・サービス監督も「彼は今の野球界で最も才能のある選手だ。スライダーには、まったく驚かされなかったが、彼がスプリッターと共にそのボールを使ってくることは分かっていた。だが、彼は96マイル(約154キロ)から99マイル(約159キロ)を投げる。そこに配慮しなければならない。それが彼を優れた投手にさせている」と語り、大谷に脱帽したという。 だが、大谷が“二刀流”として活躍すればするほど、問題になってくるのが、来年オフのFAを前に、すでに水面下で交渉が始まったとされる契約問題だ。ニューヨークポスト紙が、同日、「エンゼルスが大谷の難題を抱える」との見出しで注目記事を掲載した。