ギャラガーは本当にスパーズに必要か? 英メディアが移籍をシミュレーション「期待外れに終わった」
すでに多くの優れたMFがいる
チェルシー所属のMFコナー・ギャラガーは現在EURO2024にイングランド代表として参戦しているが、来季に向けて去就が注目されている選手の一人だ。下部組織出身でありファンからも人気が高い選手だが、チェルシーとの契約が残り1年となっており、またチームが選手の売却によって財務規則の帳尻合わせを行わなければならないとみられるため移籍の噂が絶えない。 [動画]2-0で勝利したトッテナム戦でのギャラガーのプレイ そんななかで移籍先として挙がっているクラブの1つにトッテナムがあるが、ギャラガーが本当にスパーズに必要な選手かどうかは意見が分かれるところだ。英『football.london』は、ゲーム『Football Manager 2024』でスパーズがギャラガーを獲得した場合のシミュレーションを行っている。 結果、全コンペティションで55試合に出場、26試合に先発し、0ゴール4アシストとなっている。ダブルボランチや攻撃的なMFとして起用されたが、シーズン半ばにはベンチに下げられるようになり、交代出場が多くなったという。レーティングでギャラガーが上回ることができたのはオリバー・スキップのみであり、期待外れに終わったと同メディアは綴っている。 もちろんただのゲームでのシミュレーションであり、この結果に説得力があるかどうかは疑わしい。しかし、この結果はギャラガーに匹敵する、同じポジションでプレイできるMFがすでにスパーズにいることを示してもいる。攻撃的なMFとしてジェイムズ・マディソンよりも、中盤の汗かき役としてロドリゴ・ベンタンクールやパプ・マタール・サールよりもギャラガーに明らかに優れている点があるかどうかは確かに疑問で、それならば他の移籍先を探したほうが得策といえそうだ。 ファンからはゲームキャプテンも務めた生え抜きのギャラガーを売却するなどありえないといった声も聞こえてくるが、果たしてEURO後にどのような運命が待っているのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部