【F1】“シート争奪戦”の参加者に「角田裕毅」を挙げたレッドブル幹部。「彼はスピードを失っていた。そこが気になっていた。でも...」
オランダのモータースポーツ専門メディア『Racing News 365』は現地10月8日、F1レッドブルの重鎮ヘルムート・マルコ博士が“理想的には”来季のマックス・フェルスタッペンの相棒として、「レッドブルの後輩のひとりを起用すると明らかにした」と報じた。その中には角田裕毅の名前もあった。 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! 同メディアはオーストリアの公共放送局『ORF』がインタビュー内容を引用し、マルコ博士が現在シートを得ているセルジオ・ペレスをはじめ、RBのリアム・ローソン、レッドブル育成のアイザック・ハジャーとともにRBの角田裕毅も「今回の評価」に参加すると主張していると報じた。 また、マルコ博士は「確かに、ユーキはかなり成長した。自分の感情をよりコントロールできるようになっている。彼は時々、無線でとてもひどかった。それらの暴言は、彼の動きを鈍らせていたんだ」と過去の角田の課題について触れ、「つまり、彼はスピードを失っていた。それが一番気になっていた。でも、今はそれが無くなり、彼は全てのサーキットで速く一貫性がある」と4年目のシーズンを戦っている角田の進化を認めた。 グループ首脳陣からはレッドブル昇格に値すると考えられていないとの見方が強い角田だが、少なくともマルコ博士からはチャンスを与えられるべきだと評価されている。次戦アメリカGPから参戦するローソンを圧倒することができれば、チャンスが訪れるかもしれない。 構成●THE DIGEST編集部
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