伊豆諸島豪雨で三宅村、御蔵島村に大雨特別警報 台風14号と前線の影響で
気象庁は10日午後5時、伊豆諸島南部の東京都三宅村と御蔵島村に大雨特別警報を発表した。 特別警報に避難勧告……5段階の「警戒レベル」とは? 気象庁は同日午後6時から記者会見を行い、中本能久予報課長が「土砂崩れなど何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、警戒レベル5に相当する。普段は災害が起きないと思われているような場所でも、最大級の警戒が必要だ。また雨のピークが過ぎても、夜間なので、朝まで避難を続けて欲しい」と話した。 気象庁によると、伊豆諸島南部では、台風14号と前線の影響で、これまでに経験したことがないような大雨になっている。今後、11日明け方まで非常に激しい雨が降り、危険度の高い状態が続く見込みだという。 なお、台風14号は10日午後4時時点で、八丈島の西南西約270キロを時速約15キロの速さで東北東に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル。