【バドミントン香港オープン】高校生の宮崎友花がインタノンを退けベスト4に進出! 奈良岡功大、大堀彩は準々決勝で敗退
9月13日に開催されたBWFワールドツアー・香港オープン(Super500/九龍)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本からは男子シングルスの奈良岡功大、女子シングルスの宮崎友花、大堀彩が準々決勝に挑んだ。 女子シングルスは高校3年生の宮崎が、準々決勝でラチャノック・インタノン(タイ)と対戦。第1ゲーム序盤からペースを握ったのは宮崎。7連続得点などで10-4とリードを奪うと、その後もインタノンの追い上げを抑えて21-18で先制する。第2ゲームも宮崎が12-7と先行したものの、中盤以降にインタノンに追いつかれると、そのまま逆転を許し17-21。ファイナルゲームに持ち込まれる。 最終ゲームに入ると、ペースを握ったインタノンが先行して試合を進め13-10。しかし、ここで一気に得点を奪ったのが宮崎。ここでも7連続ポイントを奪って逆転に成功すると、後半の競り合いを制して22-20で勝利。Super500の上位大会で初の準決勝進出を決めた。 宮崎と同じく準々決勝に勝ち進んだ大堀は、中国の韓悦(ハン・ユェ)と対戦。第1ゲーム序盤から競り合う展開となったが、ここは大堀が21-17で先制する。しかし、その後は韓悦に主導権を握られた大堀。第2ゲーム9本、最終ゲームも15本で失い逆転負け。準々決勝敗退に終わった。
男子シングルスの奈良岡は、ジョナタン・クリスティ(インドネシア)との勝負に挑んだ。第1ゲームをジョナタン、第2ゲームを奈良岡が奪ってファイナルゲームに突入すると、最終ゲームも中盤までは競り合う展開に。しかし、奈良岡が後半に点差を広げられると、そのままジョナタンに振り切られ15-21で敗戦。ベスト4入りはならなかった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO