京成、「AI顔認証乗車サービス」を導入 「スカイライナー」で2025年1月サービス開始
京成電鉄は23日、AI顔認証で「スカイライナー」に乗車できるサービス「Skyliner e-ticket Face Check in Go」を導入すると発表した。 同サービスは、都心部と成田空港を結ぶ「スカイライナー」の利用者向けのもの。インターネットチケット購入サービス「Skyliner e-tcket」でライナー券を購入した後、利用者の顔情報をPCやスマートフォンで登録することで利用できる。「Skyliner e-tcket」は訪日外国人利用者向けのサービスだが、AI顔認証乗車サービスは日本人を含む全ての乗客が利用できるとしている。 スカイライナーに乗る際は、乗車駅の改札に設置されたタブレットに顔をかざすことで、直近に発車するスカイライナーの座席指定チケットを発券。これにより、窓口でライナー券を発券する手間がなく、スカイライナーを利用できるとしている。なお、利用する列車や座席位置を選ぶ場合などは、引き続き窓口での対応となる。 サービスの提供開始日は、2025年1月24日。京成上野、日暮里、空港第2ビル、成田空港の4駅が対象となる。京成電鉄では、顔認証を活用して座席指定列車に乗車可能となる仕組みは、国内の鉄道事業者では初の取り組みだとしている。