「どうせ定時で上がるんでしょ!!」どこの職場にも1人か2人いる?新人イジメをやめない怖~いパートの先輩に怒髪天【作者インタビュー】
子供が幼稚園に通い慣れた頃、空き時間にパートを始めたいという人もいるだろう。しかし、できるだけ近隣で、短時間でOKな勤め先はなかなか見つからない。ようやく条件や待遇がぴったりなパートを見つけたと思ったら、先輩が威圧的で働きづらい職場だった星河ばよ(@bayo_fantasy)さんの「パート先の先輩がこわい」を紹介する。 【漫画】本編を読む ■パートなのに「定時で上がりづらい」ってどういうこと!? 星河さんがパートを始めたとき、職場で先輩達から「もっと早くできないの?」「新人なのに、定時に上がるなんて」と嫌味を言われ続けた。パートを辞めるか悩む中、家族の体調不良で2週間休むことに。その間、ターゲットは妊娠中の小餅さんに移り、つわりで辛い彼女に無理な仕事を強制。やがて小餅さんは退職に追い込まれることに。そんな過酷な職場環境を経験した星河さんに話を訊く。 学生時代、部活で漫画を描いていた星河さん。会社員になってからは漫画から離れ、子どもが生まれてからは自分の時間がほとんど取れない毎日だったそう。「わずかな息抜きにSNSを見ていて、すごく共感したのが『育児系のつぶやき・育児漫画』でした。読みながら、いつか自分もデジタルで漫画を描いてみたいなと思っていました」と再び漫画を描くようになったきっかけについて語る。 本作品では、自身の辛いパート体験を基に描かれている。「今までどんな人とでもなんとかやっていけると思って生きてきましたが、先輩(アカオさん)とは最後まで打ち解けられませんでした。嫌われていたのがよくわかったし、いろんな人がいるとは思いましたが…。そのあたりの私のもがきと奮闘は、漫画でお楽しみください(笑)」と困難に立ち向かった当時を振り返る。 読者から共感のコメントが多く寄せられることについては、「どこにでも1人か2人はいますよね。理由を考えるのはもはや無意味かもしれませんが、いつも『なんでだろう?』『なぜこの人はこうなんだろう?』と思っていました。自分がいじめられる理由を一生懸命考えていたように思います」と語った。 取材協力:星河ばよ(@bayo_fantasy)