トッテナム、ソランケ獲得に向け交渉継続…ボーンマスは契約解除金の約120億円を要求か
トッテナムがボーンマス所属のイングランド代表FWドミニク・ソランケへの関心を強めているようだ。7日、『BBC』や『イブニング・スタンダード』など複数のイギリスメディアが伝えている。 アンジェ・ポステコグルー監督体制1年目の2023-24シーズンはプレミアリーグを勝ち点「66」の5位で終え、2シーズンぶりに欧州コンペティションへの出場権を獲得したトッテナム。さらなる飛躍を期す新シーズンを前に、ブラジル代表FWリシャルリソンにサウジアラビア移籍の可能性が浮上していることから、センターフォワード(CF)の補強を検討中と報じられている。 獲得候補に挙がっているのがソランケ。チェルシーの下部組織出身で育った26歳は、2014-15シーズン途中にトップチームデビューを飾り、フィテッセとリヴァプールを経て、2019年1月にボーンマスへ完全移籍で加入した。同クラブではここまで公式戦通算216試合に出場し77ゴール31アシストをマーク。在籍6年目の昨シーズンはプレミアリーグで38試合に出場し、得点ランク4位タイとなる19ゴールを記録した。 報道によると、トッテナムは現地時間19日に行われるレスターとの開幕節前にソランケをスカッドに迎え入れたいと考えており、現在ボーンマスとの交渉に臨んでいるという。しかし、ボーンマスは同選手を重要な戦力と位置付けており、6500万ポンド(約120億円)の契約解除金が支払われない限り、今夏の売却に応じる可能性は極めて低いという。 なお、イギリス紙『デイリーメール』によると、トッテナムはソランケ以外の選択肢も検討しており、ブレントフォード所属のイングランド代表FWイヴァン・トニー、ライプツィヒ所属のベルギー代表FWロイス・オペンダにも関心を寄せているという。
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