ウガンダで八百長組織を摘発! 関与した審判や選手13人を処分
FIFAがシステムで異常な金銭の動きを検知
ウガンダサッカー連盟(FUFA)がFIFAの協力のもと、南アフリカを拠点とする八百長組織を摘発し、審判10人を含む13人に処分を科したことが明らかになった。 『BBC』によると、2023年10月から12月にかけて、男子と女子の2部リーグ7試合が八百長の標的になったという。 FUFA捜査委員会のチャールズ・トゥインは「ウガンダには八百長という悪習があるという多くの情報を情報機関などから受け取った。八百長は汚職、マネーロンダリングなど非常に多くの犯罪と関連しているため、組織犯罪と呼んでも差し支えない」と述べる。 2023年3月に摘発に向けて動き出し、八百長に関与したウガンダ人に対する反論の余地のない証拠をおさえているという。 このような犯罪組織は、テレビカメラによる露出が多い1部リーグ以外の試合を狙う傾向があるというが、FIFAはスポーツデータのシステムにより、八百長を検出できるようになっているという。 「特定の試合に何者かが異常な金銭を賭けたという警告を受けました」とFIFAの法務担当デニス・ルカンビは述べる。 ウガンダは、ケニア、タンザニアと2027年アフリカネイションズカップを共同開催する。
構成/ザ・ワールド編集部