【フレンチクラシック】魅力的なフランス製クラシックカー×10台 全てリーズナブルな価格なのでお金があったら全部買いたい!マジで(笑)
シトロエンBX GTI 16V(1989~1992): 1891cc、147馬力
リアウイング、より太いバンパー、アルミホイール、最高速度215km/h。シトロエンBXのボンネットに16バルブエンジンが搭載され、リアにGTIのラベルが貼られたとき・・・それは他でもない穏やかなフランス人の発言だった。シトロエンBXは貴重なクラシックカーになるだろう。 大林晃平: 今までの人生で所有した中で、一番記憶に残っていて、もう一度乗るのなら、迷うことなくこのBX。僕は所有したのは16TRSのオートマチックサンルーフ付きという一台だったが、乗るたびに感動するソフトなシートと乗り心地。クイックだがとにかくまっすぐ走る圧倒的な直進性。アンダーパワーは言うまでもないが、そんなことどうしたと断言して、地平の彼方まで走り続けることのできるハイドロニューマチックの、まごうかたなきシトロエン。お願いだから、こういうシトロエン、もう一度作ってもらえないものだろうか・・・。 なお令和6年5月現在、シトロエンBXの日本における中古車価格はだいたい100~200万円程度。なかなかお手頃価格なような気もするが、そろそろパーツが手に入らなくなってきているので迂闊に手を出すことはご注意ください。
ルノー トゥインゴ(1993~1996): 1239cc、54馬力
トゥインゴ・・・。数年前、フラッグ・ディーラーでパンクしたタイヤの上に立っていた車じゃないですか?一夜にして価値が上がった。もし買うなら、折りたたみ式ルーフとブレーキサーボ付きのものを買ってください。そして、フロントアクスルビームに錆びがないか注意してください。 大林晃平: 個人的に思い出がいっぱい詰まっている初代トゥインゴ。このミントグリーンの写真を見るたびに、胸が締め付けられるほどの気持ちになり、思い出の数々がよみがえってしまう・・・。そんなトゥインゴも登場から30年余りが経過し、ネオクラシックとなっていることに軽いショックを受けるが、このデザインに古さは一切感じられないし、内装のチャーミングなことは今の大半のフランス車に爪の垢を煎じて飲ませたいほど。パトリック ルケマンはやっぱり天才だったと思う。 令和6年5月現在、日本でも数台の初代トゥインゴは流通しているが、年式を問わずだいたい100万円以下というのが一般的なようである。 それから上記の文章でキャンバストップを勧めているが、雨漏り必須だし、そろそろキャンバストップのパーツそのものの供給もビミョーなので、覚悟をして買うことが必要。覚悟して買うのならもちろん止めませんし、逆に背中押してあげたい。