毎月10万円の年金だけでは生活が苦しく、「生活保護」の利用を検討しています。犬を飼っていても受給できるのでしょうか?
犬を飼っていても受給できる可能性はある
犬を飼っていても、生活保護の受給条件を満たしていれば受けられる可能性はあります。生活保護の受給要件にペットの可否は記載されていないためです。 ただし、保険に加入していたり収入を得ていたりすると、資産として指摘される場合があります。保険なら解約を求められるケースもあるため、生活保護申請時にケースワーカーに相談しましょう。 なお、ペットにかかわる費用は生活保護費には含まれていません。ペットを飼い続けたいなら、生活保護費から自分で費用をねん出します。そのため、状況によっては生活がさらに困窮するおそれもあるでしょう。こうした事態を防ぐためには、犬を飼う時点で犬の生涯にわたって面倒を見られるのか、お金の工面はできるのかをよく考える必要があります。 出典 奈良市福祉部保護課 生活に困ったときはまずご相談ください 生活保護Q&A(Q7.Q12) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部