「 私オバちゃんだから…」は「そんなことないですよ~」待ち!?オジサンオバサンを認められない見苦しい大人たちに思うこと。
厚生労働省の「簡易生命表」によると、2023年の日本人の平均寿命は男性は81.09歳。女性が87.14歳だったそうだ。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「人生100年時代なんて言いますいけど、男女ともに平均寿命が80歳を超え、女性に限っては四捨五入したら90歳。すごい時代になりましたよね」。 40歳でもまだ人生の半分ということになる。 「驚いてしまいますよね。江戸時代の寿命は32~44歳とも言われていますから、いかに寿命が伸びたのかはお分かりいただけるでしょう。最近は60歳でも若いと言われますよね。確かに我々が子供の頃の60歳はおじいちゃん、おばあちゃんという印象でしたがそう感じない人も少なくありません」。 年齢感が様変わりする中で今回は「おばさん」という言葉の使い方に疑問を覚えると話す人から話を聞いた。 -----------------------------------------------------------------
嶋田萌さん(仮名・30歳)はアラサーになり、年齢について考えることも多くなったと話す。 「もう若くはないなと思います。ただ、あからさまに年齢について口に出すのは控えています。聞いてて見苦しいなと思うことが多いからです」。 萌さんは保険会社で働いている。部署は女性が多く、上は57歳から下は新卒の23歳までと幅広い年齢層だ。 「若い子はみんなある意味さっぱりしているイメージ。歳が上になるにつれ、やや面倒くさくなる気がしているので、自分自身も気をつけなきゃなって思う毎日です」。 中でも気になるのがアラフォー同僚とアラフィフ上司だそう。 「アラフォーの同僚は40歳。自分のことを結構若いと勘違いしているタイプで正直扱いがかなり面倒くさいです。ファッションとかも今時風になんとかしているんですけど、どうにも似合っていない。年齢を重ねるとやっぱり安物だけキツくなってくるじゃないですか。どこかに品のあるアイテムを投入しないと…。そういうセンスがあんまりないタイプで…」。 とはいえ、他人のファッションに口を出すものでもないとじっと我慢しているが我慢できないほど気になることが他にもあると話す。 「若い子にまじってトークしているんですけど、聞いていると痛々しくて…」。
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