怪我前から実はあった異変…飯伏幸太が告白する、丸藤正道戦での“靭帯断裂の真相”と今後「復帰したらオカダと“あの日”の続きを…」
2023年1月、肩の負傷による長期欠場を経て新日本プロレスを退団し、同年アメリカのメジャー団体AEWへと移籍した飯伏幸太。 【実際の写真】「正直、調子は悪かった」1.2丸藤戦で異変を感じていた飯伏幸太。G1クライマックスオカダ戦で負傷した瞬間に、9年前に撮影された“圧倒的な肉体美”も。この記事の写真を見る。 今年1月2日のプロレスリング・ノア有明アリーナ大会では、NOAHの象徴である丸藤正道と夢の対決が実現。現代プロレスの先駆者である両者による高い身体能力を駆使したアクロバティックな闘いが期待されたが、飯伏は試合開始早々に右足首靭帯断裂の大ケガを負ってしまったため終始動きが鈍く、最後は逆転勝ちしたものの盛り上がりのないまま終わり、晴れやかなスタートを切るはずの年始のビッグマッチはどんよりとした空気に包まれてしまった。 その後、試合から離れて治療とリハビリに専念してきた飯伏だが、このたびデビュー20周年記念日である7月1日にGLEATのTDCホール大会で、5分間のエキシビションマッチでリングに復帰することとなった。 それを受けて、今年5月に『Sports Graphic Number』の「SCORE CARD」掲載用に収録した飯伏幸太インタビューを再構成して掲載する。はたして飯伏は、1月の丸藤戦をどう捉えているのか。そして自身の欠場中に新日本プロレスからAEWに移籍してきたオカダ・カズチカに対しどんな思いを抱いているのか。 ◆◆◆ ――1.2 NOAH有明アリーナ大会での丸藤正道戦から4カ月ほど経ちましたが、ケガの状況やコンディションはいかがですか? 飯伏 足首靱帯のケガは「完治まで半年はかかる」って言われたんですけど、意外にも2カ月くらいで治り始めてまして。驚異的な回復力ってことで主治医がいま記録に残してくれてる最中です(笑)。 ――スポーツ医学の発展に貢献しているわけですね(笑)。 飯伏 そうです。いま貢献中ということで(笑)。 ――足首の靭帯は試合中に痛めてしまったんですよね? 飯伏 試合前からもともと左足首を痛めていたんですよ。それを庇いながら闘っていたら序盤の場外ムーンサルトで右足首の一番太い靭帯を断裂してしまったんです。頑張って30分以上闘ったんですけど、あれが精一杯でしたね。 ――左足首のほうは、いつ頃から悪かったんですか? 飯伏 2年半前に(オカダ・カズチカ戦で)右肩を脱臼して以降、上半身のトレーニングができないぶん運動量が減ってしまい、体重増加とともに足首により負担がかかり、もともと悪かった左足首を悪化させてしまったんです。
【関連記事】
- 【実際の写真】「正直、調子は悪かった」1.2丸藤戦で異変を感じていた飯伏幸太。G1クライマックスオカダ戦で負傷した瞬間に、9年前に撮影された“圧倒的な肉体美”も。この記事の写真を見る。
- 【合わせて読みたい】「この俺が病室でつらくて泣いたりして…」天龍源一郎73歳が告白する“闘病生活”の真実…柴田勝頼に打ち明けた「(支えは)猪木さんの姿だね」
- 【大乱闘】アントニオ猪木vs“熊殺し”ウィリーの異種格闘技戦は“大乱闘寸前”の決闘に…舞台裏では「反則負けでいいから、腕でもヘシ折ってやれ!」
- 【物議】「下着をハサミで切って、真っ裸にさせられ…」女子レスラー初の“オールヌード写真集”も、井上貴子のプロ意識「私にとっては“作品”です」
- 【秘蔵写真】怖いほど殺気漂う猪木にヤンチャそうな前田日明、ネコを愛でる蝶野ら闘魂三銃士に黒パンツ時代のオカダ。三沢、鶴田、長州、天龍、馬場……若い頃の肉体美を一気に見る