怪我前から実はあった異変…飯伏幸太が告白する、丸藤正道戦での“靭帯断裂の真相”と今後「復帰したらオカダと“あの日”の続きを…」
「まだまだプロレスに懸けていこうと思っています」
――では、そういったことも含めて、オカダ選手がAEWに来たことは刺激になっていますか? 飯伏 もう刺激だらけですね。オカダvs飯伏はぜひやりたいです。 ――昨年末、柴田勝頼選手もAEW所属になり、あとはKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)選手も活躍されていて、魅力的なレスラーが集まってきている感じがありますよね。 飯伏 みんなどんどん向こうに行ってますよね。日本人だけじゃなく、ウィル・オスプレイもそうだし、ジェイ・ホワイトも行って。ケニー(・オメガ)は最初っから向こうに行ってるし。 ――飯伏選手のライバルが続々と集結してますよね。この流れについてどう感じていますか? 飯伏 プロレスの市場規模をもっと大きくするチャンスだと思いますね。ここ20年くらい、日本のプロレス界は若い層やファミリー層向けにやってきたと思うんですけど、頭打ちになっている現実があると思うので、もっと幅を広げていきたい。そのためには、世界を見据えていく必要があると思うんですよね。 ――いまは野球にしても何にしても、日本のトップアスリートが海外のメジャーな舞台に行くのが当たり前になっていて、それによって業界が盛り上がっていますよね。 飯伏 そうですね。それをプロレスでもやりたいですね。だからAEW日本公演があったり、なんだったらAEWジャパンみたいなものを作りたい気持ちもあります。そうやって世界とつながることで、ジャンルの幅を広げていきたい。プロレスには可能性がいっぱいあるので、ぼくも早くコンディションを万全にして、まだまだプロレスに懸けていこうと思っていますね。
(「ぼくらのプロレス(再)入門」堀江ガンツ = 文)
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