アルフォンソ・デイヴィス獲得合意とされるレアル・マドリー、メンディかフラン・ガルシア放出へ…スペイン紙報道
バイエルン・ミュンヘンDFアルフォンソ・デイヴィスの獲得について選手本人と合意したとされるレアル・マドリーは、DFフェルラン・メンディ、DFフラン・ガルシアのどちらかを放出することになるという。スペイン『マルカ』が報道した。 『マルカ』は先日、今季限りでバイエルンとの契約が切れるアルフォンソ・デイヴィスとマドリーの交渉が合意したと報道。「マドリーはバイエルンの左サイドバックが提示した条件を受け入れる。あとは正式にサインを交わすために(公でも交渉が可能となる)2025年1月2日を待つだけとなった」と伝えていた。 マドリーとアルフォンソ・デイヴィスがこれから移籍内定のサインを交わし、実際に来夏移籍を果たすとして、マドリーはその前に左サイドバックの人員を整理する必要が生じる。つまりメンディかフラン・ガルシアのどちらかを放出することになるようだ。 マドリーの下部組織出身フラン・ガルシアは、昨夏の移籍市場でラージョ・バジェカーノから復帰。昨季はあまり出場機会に恵まれず、今季はここまでに12試合でピッチに立ったが、まだレギュラーの座をつかむには至っていない。その一方でレギュラーの座を守り続けるメンディは、今夏その契約を2025年まで延長したとされている(契約延長は『マルカ』の報道で、クラブはまだ公式に発表していない)。 『マルカ』は、メンディ&フラン・ガルシアのどちらとも多くのクラブが興味を持つ存在で、オファーには困らないとしながらも、本人たちの意向も重要と強調。マドリーと好条件で契約を結んでいる2選手が、DFダニ・バジェホのように出場機会に恵まれなくてもクラブにとどまる可能性も指摘している。 なおマドリーは、ジローナで活躍する下部組織出身DFミゲル・グティエレスを買い戻す考えもあったとされるが、『マルカ』はアルフォンソ・デイヴィス獲得がほぼ決まり、その可能性が極めて低くなったことも報じている。