ネット銀行と大手メガバンクの違いは? 覚えておきたいメリットとデメリット
インターネットやスマートフォンが普及している今、大手メガバンクだけではなくネット銀行を利用してみたいと考えている人もいるでしょう。ネット銀行と大手メガバンクには、いくつかの違いがあります。 本記事で、ネット銀行のメリット・デメリットや賢い使い方について、確認していきましょう。 ▼タンス預金していた現金を銀行に預ける場合、「税金」の支払いは発生するの?
ネット銀行と大手メガバンクの違い
まずは、ネット銀行と大手メガバンクの違いを見ていきます。 ネット銀行は、SBI新生銀行、楽天銀行、GMOあおぞらネット銀行、イオン銀行など、数多くの種類があります。最近では、JR東日本グループのネット銀行である「JRE BANK」がサービスを開始し、話題になりました。 これらネット銀行には、「店舗や常駐する営業員がいない」という特徴があります。実店舗がなく、口座開設や振り込みなどのほぼ全ての手続きを、インターネット上で自ら行います。 一方、大手メガバンクの代表例としては、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などが挙げられます。さらに、横浜銀行、静岡銀行、広島銀行、福岡銀行などの地方銀行もあります。これらの銀行は、各地域に実店舗があります。銀行の営業員が常駐しており、支店で各種手続きを行うことが可能です。
ネット銀行のメリットとデメリット
続いては、ネット銀行のメリットとデメリットを確認していきます。 <ネット銀行のメリット> ●手続きがインターネットで可能 ●手続きのできる時間帯が長い ●手数料が安い <ネット銀行のデメリット> ●複雑な手続きについて、営業員に相談できない ●インターネットやスマートフォンがないと利用できない ネット銀行は、ほぼ全ての手続きをインターネット上で行います。24時間いつでも手続きできる銀行もあり、忙しい方にぴったりです。また、実店舗を持たない分、大手メガバンクに比べ、各手数料が安く設定されているケースもあります。 一方、ネット銀行は「実店舗にいる営業員に、気軽に相談できない」というデメリットがあります。例えば、相続手続きなど普段行わないような手続きの場合、準備しなければいけない書類やその書き方について、分からないことがあるかもしれません。このような複雑な手続きについても、自分で調べなければいけないケースも多いでしょう。 またネット銀行は、インターネットの不具合やスマートフォンの故障、アプリのメンテナンス時間などには利用することができません。急いでお金を振り込みたいのにインターネットの不具合で利用できないなど、困ってしまう場合があるかもしれません。