小池都知事が記者会見10月12日(全文1)豊洲市場は2日目にしてだいぶ改善
エシカル消費のPR動画を配信
次にエシカル消費のPR動画ができましたので、早速ご覧いただきたいと思います。テーマ、「ちょっと考えて、ぐっといい未来 エシカル消費」。はい、どうぞ。 <~00:15:18> <00:15:38~> 小池:はい。ということで、60秒バージョンもあるんですが、東京動画などでご覧いただければと思います。東京都では持続可能な都市、東京の実現に向けまして、人、社会、環境に配慮した消費行動、これはエシカル消費と呼んでいますけれども、この理念を広く都民の皆さまに普及する取り組みを進めているところであります。 ということで今ご覧いただきましたように、「ちょっと考えて、ぐっといい未来 エシカル消費」ということをキャッチフレーズにいたしまして、将来を担う若い世代の方々を中心にエシカル消費について関心を持っていただけますように作ったのがこのPR動画でございます。若年層だけでなくて幅広い年齢層から人気があって、また国連のサポーターなどの社会貢献活動をされておられるEXILEのUSAさんにエシカル消費について紹介していただいたというものであります。 そしてこの動画は、今日から、東京動画、それからホームページ、東京くらしWEBで配信をいたしますし、また今後、新宿駅西口地下広場のデジタルサイネージなど、あと都営地下鉄の車内のモニターなどでの放映など、予定しております。ということで、ぜひエシカル消費の東京ということにしていただきたいと思います。 こういったPRを通じまして都民の皆さんにエシカル消費への関心をまず寄せていただく。そしてレジ袋ではなくてエコバッグを使う、それから被災地の支援につながるものを購入するなど、もうすぐできること、たくさんございますので、それがエシカル消費の活動の一端を自分が担っているというふうに感じていただいて、ぜひご協力いただきたいと思います。
もったいないキャンペーンを10月20日に開催
最後に今のレジ袋の話でございますけれど、もったいないキャンペーンを行います。レジ袋の削減と食品ロスの削減に向けた普及啓発イベントでありまして、いつかな、はい、こちら、10月20日の土曜日ですね、開催をいたしております。地球規模の大きな課題となっている海ごみの原因の1つが使い捨てプラスチックの問題があります。 確か今日も報道されていたと思いますけれども、トランプ大統領が太平洋を渡って漂着するごみの問題について触れておられたかと思います。海ごみの原因の1つが使い捨てのプラスチックと言われております。最も量的に多いのは漁具なんですけどね。漁網であったり、ブイであったり、それが実は多いっていうことはいろんな研究で分かっております。 その中で、プラスチックごみということで言うならば、その中で最も身近なものとしてレジ袋がございますが、このレジ袋の削減に向けて、都はこれまで関係業界等と意見交換も進めてまいりましたけれども、事業者による取り組みに加えて、レジ袋をまず辞退するというような、使い捨てを減らしていこうと。で、私たち1人1人が心掛けが大切だということで、このような活動をするというお知らせです。 プラスチック同様に世界的な問題のもう1つが食品ロスの問題であります。例えばスーパーの棚で消費期限、それから賞味期限の近い、間もなく切れちゃうよという商品から選んでいただくことによって回転をよくしていくということから、消費者の皆さま方のご協力は不可欠ということになっていきます。で、「チームもったいない」というのはもうすでに結成しておりますけれども、その最初からのメンバーであります、イオン株式会社のご協力をいただいて、イオンスタイル品川シーサイドでレジ袋食品ロス削減に向けたもったいないキャンペーンを開催するというお知らせであります。 私も参加いたしまして、トークショーなど予定をいたしております。そこには歌手で3児の母でもあります、hitomiさんにもご参加いただくことといたしております。都民の皆さんと一緒にレジ袋と食品ロスの削減。先ほどのエシカル消費と潮流を同じくするわけですけれども、これについてより皆さま方と意識を共有していきたいと思います。 ちなみにイオン株式会社においては買い物袋持参運動の一環として、イベントに参加した方々先着50名さまにマイバッグを提供していただけると、このように聞いております。また販売期限の近い食品のワゴン販売なども実施をしていただくということでございますので、ぜひご来場いただきたく思います。 ということで最後、環境話が3つほどありましたけれども、ぜひ、クールビスのときもそうなんですが、1人1人が、皆さんが、私がやるんだというふうに思っていただく、そして行動していただくということがポイントでございますので、冒頭の安倍総理のところをお訪ねした風呂敷も、これは最初のエコバッグだと考えていただいて、ポケットやハンドバッグに1枚、すてきな風呂敷を潜ませておくだけで買い物袋になりますので、ぜひそういった形で、すてきなアートとともに風呂敷をエンジョイしていただきたい。 これをパリでまず行わせていただいて、草間彌生さんとか、北野武さんなどの絵、それからあれですね、フランス側でのデザイナーの方々にもご参加いただいているということであります。11月の1日、2日、私自身、パリのほうにいく予定といたしております。はい。それではお返しします。 【書き起こし】小池都知事が記者会見(2018年10月12日) 全文2に続く