【専門家監修】クリスマス・イベントのごちそう★乳幼児が食べていいもの・ダメなもの
リースサラダ・ツリーサラダ
クリスマスリースやクリスマスツリーの形を模したサラダ。ブロッコリーやミニトマト、生ハム、モッツァレラチーズなどが使われることが多いようです。 食べ慣れた野菜なら、それを小さく切って、ドレッシングをつけなければ1歳代から食べさせていいでしょう。ポテトサラダが盛られている場合、市販のものは味が濃いことがあるので、少量に。ミニトマトなどのつるつるした球形のものは、のどの奥にするっとはまりこみやすく危険。のどにつまって息ができなくなると、命の危険があります。必ず発達に合わせたサイズに切ってから食べさせて。4歳までは4つ以上に切ることが基本です。
ピザ
1歳代から食べられますが、味が濃く、脂肪分も多いです。1歳代は味が濃いピザソースやサラミなどは取り除くといいでしょう。かみ切りにくい魚介類が入っている場合は、取り除くか小さく切ってから食べさせましょう。
ケーキやお菓子は“お楽しみ”程度に
クリスマスやイベントのときは「家族でケーキやお菓子を食べたい」という人もいるでしょう。ただ、乳幼児は消化器官が未発達。年齢に合ったメニューを楽しみましょう。
生クリームのケーキ
生クリームのケーキは、1歳代から食べられます。ただし、糖分・脂肪分が多いので、食べさせるとしてもごく少量にしておきましょう。2歳以降も、食べ過ぎには注意が必要です。
ブッシュ・ド・ノエル
アルコール分が入っているものは乳幼児にはNG。入っていなくても糖分・脂肪分が多いので、3歳以降に少量がいいでしょう。
シュトレン(シュトーレン)
ドライフルーツやナッツなどが入ったドイツの菓子パンで、クリスマスシーズンに食べる伝統があります。日本でもクリスマスシーズンに、洋菓子店やパン屋で見かけるようになり、「シュトーレン」と表記されることもあります。脂質や糖分が多いので、好みに合わせて3歳以降に少量程度にしておきましょう。
プリン
手作りのものなら1歳代からOK。生クリームなどの飾りがないシンプルなものがおすすめです。カラメルは苦みがあるので取り除いたほうがいいでしょう。
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