【記者解説】岸田政権3年の功罪とは
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年10月1日に公開された動画でのテーマは「いま振り返る岸田政権の功罪」です。 ゲストに産経新聞デジタル報道部政治担当デスクの水内茂幸氏と朝日新聞・前政治部長の林尚行氏をお招きし、岸田政権の3年間の光と影について解説してもらいました。 岸田政権を取材してきた政治記者が、自民党の内情や当時の岸田総理の発言を暴露?! 【このトピックのポイント】 ・岸田氏はタフ?!政治記者が語る岸田氏の弱点とは? ・アベノミクスからの脱却は道半ば?!今後の政権の重要課題! ・第2次岸田内閣は果たしてあるのか?!
岸田政権の功罪とは
今回は、3年間の岸田政権の功罪を振り返っていきたいと思います。 MC伊藤由佳莉「お2人は岸田政権をどのように見てますか?」 一時期、岸田文雄氏の番記者をやっていた水内氏は「ここで終わるのはちょっと悲しい」とコメント。 産経新聞の読者は岸田氏が嫌いな人も多くいるため、この発言に「何もわかってないじゃないか水内!と言われる」と苦笑します。 しかし、防衛費の抜本的強化や原発推進など「右寄りな人達のためになるようなことも結構やった」と水内氏。児童手当や育児休業の拡充など「票にならないことでも、リスクを抱えながらもやってきた」と解説しました。 一方、罪に関する部分として「自分1人でやりすぎた」と水内氏。 岸田氏は水内氏に「自分が説明すれば、世の中の人はみんなわかってくれるだろう」と話したこともあるそうです。 その話を聞いて水内氏は、「それは確かに一面としてはある」と言いつつも、総理大臣とはいえ全てがわかるわけではないので、任せる人が必要だったのではないかと、分析しました。 本来であれば、官房長官がやるような事柄も「電話で自分で調整したりしちゃう」こともあった岸田氏。 水内氏「周りも、もうちょっと助けてあげれば良かったのになという気持ちですよね……」