「SNSは封印したほうがいい」受験生は絶対知っておくべき 入試シーズンの“3つのNG行動”とは?
受験が近づくにつれて、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。大学入学共通テストまでの毎日連載「現役東大生が解決! 受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第9回】 【漫画で読む】「ドラゴン桜」での本番に強い人と弱い人の違いがわかるエピソード ■共通テストは科目間の「休み時間が長い」
入試シーズンになり、受験生やその親御さんの多くは「自分は合格できるだろうか」「うちの子は大丈夫かな?」と不安を抱きながら日々を過ごしていることでしょう。 そんな人たちにお伝えしたい「試験でやってはいけないNG行動」が3つあります。 まずは、「休み時間を無駄に過ごすこと」です。例えば、共通テストの休み時間ってどれくらいの長さがあるか知っていますか。共通テストの1日目は社会・国語・英語という3つの科目を受験することになりますが、こんな時間割になっています。
社会(2科目受験の場合) 9:30~11:40 国語 13:00~14:30 外国語 筆記 15:20~16:40 外国語 リスニング 17:20~18:20 社会と国語の間の休みで1時間20分、それ以外も40~50分の休憩時間があるので、1日目でだいたい3時間程度の休憩時間があるわけです。もちろんプリントを回収する時間や、席についてから問題用紙が配られる時間などもありますが、それでも自由な時間がかなり長いのです。
これは共通テストが特別というわけでもなく、受験者が多い試験では試験と試験の間を長く設定することで解答の回収や問題の配布に不備がないようにしているわけです。 毎年、その休憩時間をかなり無駄に使ってしまう人がいます。休み時間になって初めて「うーん、何をしようかなあ」と考えてしまう人も多いです。申し訳ないですが、この時間になって初めて「何をしようか」を考えている時点で、他の受験生と差がついてしまいます。休み時間を手持ち無沙汰に終えてしまうと、緊張が増してしまうこともあります。