【個人投資家】2024年の「儲けた株&損した株」を発表! 約9割は運用成績がプラスで、“儲けた株”第1位は「三菱UFJ」、“損した株”第1位は「NTT」という結果に!
【個人投資家】ザイ読者の2024年の運用成績や「儲けた株&損した株」の調査結果を公開! 【図版】「2024年の投資はうまくいった?いかなかった?」ザイ読者の“リアルな回答”を紹介! ●2024年は運用成績がプラスになった人が約9割! 一方で「うまくいった」と感じている人は約半数止まり ダイヤモンド・ザイでは、2024年の相場でどんな投資成果を得られたのか読者にアンケートをとっている(※ザイ・ウェブ会員を対象にWebアンケートの形式で実施。期間は2024年11月9日~19日、回答人数412人)。 2024年の大発会の日経平均株価は3万3288円からスタートし、2024年12月初旬の時点では3万9000円台に到達。約6000円(18%)も上昇している。もちろん、その途中ではジェットコースターのような値動きがあったわけだが、アンケートによると「2024年の運用成績がプラスになった」と回答した人は約9割にも及んだ。しかも、6割以上の人が投資資金を10%以上増やしている。 ただし、「2024年の投資はどうだった? 」の問いには「うまくいった」「まあまあ、うまくいった」と、満足している人は約半数にとどまっている。プラスになってはいるものの「もっと儲けられたのに! 」と思っている人が多いということだろう。 ●2024年に読者が儲けた株1位は「三菱UFJ FG」、 損した株1位は分割で買いやすくなって注目されていた「NTT」! 続いては「2024年に読者が儲けた株・損した株」を見ていこう(以下のカッコ内のコメントは読者によるもの)。 まずは「儲けた株」から。多くの読者が名前を挙げて、儲けた株ランキングで1位になったのは三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)だ。 三菱UFJフィナンシャル・グループは国内最大の金融グループ。利上げの恩恵によって業績は好調。株主還元にも積極的な姿勢を見せている。「世界的に政策金利が引き上げられ、いずれ日本も金利が上がると見込んで金融株を買っていた」(30代男性)。「増配株だったから買った」(50代男性)などの意見が寄せられた。 銀行株では、三井住友フィナンシャルグループ(8316)も多く名前が挙がっていた。ともに配当利回りが高いところも人気を後押ししたようだ。 一方の「損した株」では、個人投資家からの注目度も高かったNTT(9432)が第1位として名前が挙がった。 NTTは2024年前半に株価が大幅下落。「配当もあるので、気長に回復を待つ予定ですが『新NISA購入ランキングで1位』などの情報に惑わされました。もう少し慎重に購入すべきだったと反省」(40代男性)。 株式分割によって買いやすくなったため、投資する人は増えたものの、株価の下落でがっくりしている人は多そうだ。伸び悩みの原因は、モバイル事業にある。ただ、中長期的にはビジネスチャンスが豊富なので、成長への期待は高いだろう。 さて、ここまで2024年の投資に関する読者アンケートの一部を公開した。2025年の投資計画を立てる際には、こうした読者の振り返りも参考にしてほしい。
ザイ編集部
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