清宮海斗、OZAWAに喫煙疑惑を暴露されマジギレ! ブレーンバスターで机真っ二つ、OZAWA大の字
「プロレス・ノア」(2025年1月1日、日本武道館) ダブルメインイベントで行われる、王者・清宮海斗(28)にOZAWA(28)が挑戦するGHCヘビー級選手権試合と、米WWE・US王者の中邑真輔(44)と佐々木憂流迦(35)とのスペシャルシングルマッチの記者会見が27日、都内で開かれた。 【写真】ヒョウ柄ファッションで長広舌を振るったOZAWA ◇ ◇ おなじみのつえを突き、ヒョウ柄ファッションで現れたOZAWAは会見冒頭、いきなり次のような長広舌を振るった。 「2024年5月4日、この日が何の日か分かるか?オールレベリオン結成の日だ。その日、この男、清宮海斗は言った。『プロレスリング・ノアを日本一の、プロレス界一の団体にする。そのために団体に変化を起こす。レベリオン宣言だ』と。それから約8カ月。いったい何が変わったんだ?変わるためにコイツはいったい何をした? レベリオンというのは反乱、革命という意味合いが強い。そこで一つの疑問が生じる。自分の国に反乱や革命を起こす王様はいるのか?清宮海斗は5月4日に新しくチャンピオンになってからレベリオン宣言をしたんだ。革命や反乱っていうのはな、下の人間が起こすことなんだよ。 清宮海斗は言葉の意味もよく考えずにそういった発言をしてしまうんだ。それっぽいことを言おう、聞こえのいいことを言っておこうという考えがあるから、ちょっと考えれば分かるズレたことを平気で言ってしまうんだ。考えてもないのに適当なことを言ってしまうのがオマエのペラペラなところなんだ。ペラ宮のペラ宮たるゆえんはそういうところにあるぞ。 そもそもオマエのプロレス人生は会社に敷いて貰ったレールの上のキレイに歩いてきた。そんなヤツがレベリオンを言うこと自体がおかしいんだ。その点、俺は全く違う。清宮のしょうもないハラスメントを受け、1年2カ月もの長い期間を練習生として過ごし、ようやくデビューできたと思ったら月に1試合や2試合なんてこともざらにあったぞオイ!俺は知ってるぞ清宮!オマエが会社に言って俺の試合の数を減らしていたんだ。オマエは平気でそうやって下の頑張ろうとする心を摘み取ろうとするヤツだ。 そしてな、挙げ句の果てには後輩の大和田侑からシングルマッチで直接負けたんだ。オイ!いたたまれなくなったよ。逃げるようにして海外に行った。海外でようやく自由な生活を手に入れた。伸び伸びといい試合ができてたな。 しかしな、早々にオマエが俺に帰国命令を出したんだよ。オイ。俺はな、その時に確信したんだ。コイツは敵なんだ、早くなんとかしなければ俺のプロレス人生はコイツのせいで終わってしまうと。その時、俺の清宮への憎しみ、怒りがピークに達した。そこで俺はとんでもない爆弾を落としてやる、清宮海斗を強烈に裏切ることを決意したんだ。 だがな、どうしても同じユニットに入って一緒に試合するなんてことはできなかった。やりたくなかった。だからトンカチを使ってこんなふうにな、ああ痛い!痛い痛い…気持ちイイな、オイ。こんなふうに(金槌で自分の脚を殴って)自分の脚を骨折させたんだ。でもそのおかげでこうして清宮海斗を強烈に裏切ることができ、1月1日にGHCをかけて試合できることになったんだ。俺の中には本物のレベリオンがあるぞ。ザ・リアル・レベル、1月1日、日本武道館でこのプロレスリング・ノアに全く新しい光景を俺がもたらしてやる。以上だ」 このあまりにも長すぎるOZAWAの熱弁をおとなしく聞いていた清宮だが、「OZAWA、オマエ座る位置が逆なんだよ。浮き足立ってるんじゃねえのか?」とツッコミ。OZAWAは「ここはチャンピオンが座る席なんだよ。俺は既にチャンピオンになったと思ってるぞ。だから座っちゃったもんね」と悪びれずに開き直った。 清宮は「今日1日だけチャンピオンの気分味わってくれよ」と流すと、フリップを取り出して「(自分のフィニッシュ技の)変型シャイニングウィザードの新しい技名を発表します。シャイニング・ランサーです」と、マイペースに発表。OZAWAは「ダサくないか?それでいいのか?やっぱりセンスがさすがですわ」とすかさずかみついた。 清宮は「こんなこと言ってるコイツですが、ノアに入ってきた時は自分道場長だったんで、当時のことはよく覚えています。身体能力が高くて未来を感じる人間でした。悩みながらもプロレスに正面から向き合っていく彼の姿を当時は見てたんで、イギリス行った時に素直にプロレスを楽しんでるのを見た時は、素直にうれしかった。その時を思うと感慨深い」としみじみ思い出話にふけると、「今はとんだペテン師になりましたよ。OZAWA、オマエの行動からは妬み恨み、負の力しか見えてこないんだよ」とOZAWAを一喝。 「俺はチャンピオンでオマエはぺーぺーだよ。その恨みを隠すように言いがかりをつけてたどり着いて来たのはいいけど、オマエはスタートラインにも立ってねねぞ。オマエの全て俺にぶつけてこいよ。全て受け止めてやるよ。ただしな、オマエと俺の試合は、いい試合になんかならないからな。こんなヤツ(が相手)でも日本武道館、夢・希望・勇気を与えられる試合を俺が見せます。もう逃げられないからな。恥をかく準備できてるか?この偽りの男、ペテン師OZAWAをシャイニングランサーでブッ倒します」と、格の差を見せつけることを宣告した。 その後、質疑応答に入ったが、OZAWAは「質問とか俺にとっては全部答えたからどうでもいいんだよ」と拒絶。 「そんなことより清宮、この前クリスマスだったよなあ。同棲中の彼女と楽しんだか?そして先ほど、とんでもない写真がまた撮れちゃったよ。喫煙室でタバコ吸ってました!アスリートとしてどうなの?」と、清宮の喫煙現場と称する写真を報道陣にさらした。 これにブチ切れた清宮はOZAWAにつかみかかると、首根っこをつかんでリフトし、机にブレーンバスターでたたきつけて完全KO。真っ二つに折れた机の上で、OZAWAは大の字にダウンしてしまった。 ここまで彼女の存在をバラされたり、同棲をバラされたり、パワハラ疑惑をバラされたりと、OZAWAの暴露攻勢にさらされてきた清宮だけに、なぜ喫煙写真でマジギレしたのかは不思議だが、決戦まであと5日、2人の関係は抜き差しならないところまで来てしまったようだ。