アメリカにサッカーブームの波はくるか アルゼンチンVSチリには8万人、ベネズエラVSメキシコに7万人呼ぶコパ・アメリカ大人気
2026W杯へ盛り上がりは上々だ
アメリカでは21日よりコパ・アメリカ2024がスタートしたが、初戦から大いに盛り上がっている。 米『Sports Business Journal』によると、ホスト国アメリカ代表のグループステージ初戦・ボリビア戦は『FOX Sport』にて約400万人の視聴者数を記録したようで、これはワールドカップのゲームを除けば同局で最多の数字だという。2022年のワールドカップ・カタール大会でのアメリカ戦ではこの3倍ほどの全米視聴者数があったようだが、それでもコパ・アメリカが注目されていることが分かる。 そのアメリカ代表に加え、今大会では優勝候補筆頭アルゼンチン代表にも注目が集まっている。何と言ってもFWリオネル・メッシの存在が大きく、メッシはインテル・マイアミでも1つのサッカーブームを生み出している。代表でプレイするメッシを見たいと考えるアメリカのファンは多いはずだ。 そのアルゼンチンは21日の大会初戦に登場し、メルセデス・ベンツ・スタジアムでカナダ代表と対戦。アルゼンチンが2-0で勝利したこのゲームには7万人の観衆が詰めかけている。 アルゼンチンは26日に行われたチリ代表とのグループステージ第2節でも、メットライフ・スタジアムに8万人の観衆を集めている。この盛り上がりはかなりのものだ。 他にもグループDのコロンビアVSパラグアイ、同じグループDのブラジルVSコスタリカのゲームには6万7000人、グループCのベネズエラVSメキシコには7万2700人が入っている。 決勝はマイアミにあるハードロック・スタジアムで行われる予定で、ここにアルゼンチンが勝ち進んできた場合はインテル・マイアミ効果と合わさって大きな盛り上がりとなるに違いない。アメリカでは2026北中米ワールドカップが本番となるが、それを前にサッカーブームの兆しか。
構成/ザ・ワールド編集部