バイエルン指揮官 戦線復帰目指すDF伊藤洋輝の再手術に落胆「彼にとっても我々にとっても痛手」
バイエルン・ミュンヘンのコンパニー監督(38)が5日、欧州CL1次リーグ第4節の本拠ベンフィカ戦に向けた前日会見に出席。この日、中足骨の再手術を受けた日本代表DF伊藤洋輝(25)について言及する場面があった。 伊藤は今夏、ドイツ1部シュツットガルトから名門B・ミュンヘンに移籍。活躍が期待されたが、7月の4部デューレンとの親善試合で負傷し、検査の結果、中足骨を骨折していることが判明。クラブからは数週間の離脱になると発表され、日本代表への招集も見送られる状況が続いていた。 その後復帰を目指し9月末にはランニングを再開。10月にはボールを使ったトレーニングを続けていたが、この日クラブが声明を発表。「伊藤洋輝選手は中足骨のさらなる手術が必要となりました。手術は本日行われ、結果は良好です。ですが当面の間、再び戦線離脱となり、できるだけ早くリハビリプログラムを再開する予定です」と報告。新天地デビューがさらに遅れることになった。 ベンフィカ戦の前日会見に出席したコンパニー監督は再手術を受けた伊藤について「まだ少し我慢する必要がある。彼にとっても我々にとっても痛手だが、彼は力強く復帰し、調子を取り戻してくれるだろう」とコメント。デビューが遅れることを落胆する一方で戦線復帰へ向けエールを送った。