プロゴルファー小島慶太が大注目、マックス・グレイサーマンに完全密着2日目!【ZOZOウォッチャー小島がレポート】
10月25日、やや肌寒い天候のなかZOZOチャンピオンシップ2日目が開催された。この日ももちろん、“ZOZOウォッチャー”として過去大会を欠かさず追っている小島慶太が現場入り。大会の様子をレポートしてもらった。
高すぎる総合力は最大効率の計算結果だった!
22、23日と怒涛の練習を見せ、昨日の初日を6アンダーの2位タイで終えたマックス・グレイサーマン。技術力がありオールラウンダーの彼が気になって仕方がなかったので2日目も18ホール帯同することに。ですが、今日はラウンドの詳細ではなく、彼の練習にフォーカスしたレポートをお届けしようと思います。 まずはスタート前の練習から。昨日はドライビングレンジでの調整後ティーイングエリアへ直行だったので、今日は練習グリーンでグレイサーマンを探すことに。 2日目のスタート時間は9時51分だったので、8時30分頃から待機。パターが最大の強みと話していたので、パッティングの練習に時間をかけているのかと思い早めにスタンバイしていたもののなかなか現れず、やっと姿を見せたのは9時ちょうど。"練習の鬼"マックス・グレイサーマンですが、朝のアップは超軽め。 ミラー加工の練習器具をつかってショートパットから練習を始めましたが、足で傾斜を確認したあと同じ場所に水平器を置いて、自分の感覚と実際の数値を合わせる様子が何度も見られました。彼のパッティングは「ふみふみ水平器」がベースにあることが判明。
15分パッティング練習をしてからアプローチ練習場へ。打った数を数えるとわずか18球で所要時間は8分。ドライビングレンジへ移動すると昨日と同様、『GCクワッドMAX』を設置しての練習。ウェッジで何球か打ったあと、ベルトループにアライメントスティックを挿し、足元に置いたスティックと合わせて体の向きを修正していました。その後ドライバーとミニドライバーを打ったあと再びウェッジショット。
惜しくもシャッターチャンスを逃してしまいましたが、ウェッジで地面を掘る気になる動作が。「芝をあんまり打ちたくなくて。突っかかったりすると手首に圧がかかるから、そうならないように掘ってほぐしているよ。地面を打ったときの衝撃が和らぐんだ」とのこと。なるほど、昨日彼に対して感じた“総合力”には体に対するケアもあってのものでした。 さらに、朝の練習では『GCクワッドMAX』のみでしたが、ラウンド後の練習では『トラックマン4』も置いた2台体制で調整。トラックマンマスターでもあるぼくとしては2台使う理由が気になったので、どう使い分けているのか尋ねると「『GCクワッドMAX』では、飛距離コントロールを正確にするため、主にどれくらいボールが飛んでいるかを見ています。130ヤードだったら130ヤードきちんと打てているのかを見ている感じ。『トラックマン4』はドリル練習のときに使ったり、ショットが何かおかしいと感じたときはクラブデータを見てコーチと修正したりします。スウィングディレクション、アタックアングル、クラブパスを気にして見ているよ」。
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