【アルゼンチン共和国杯】「力を出せる態勢にもっていける」遅咲き7歳素質馬が開花宣言
◆第62回アルゼンチン共和国杯・G2(11月3日、東京競馬場・芝2500メートル) 【データで見る】クロミナンスの血統、戦績 第62回アルゼンチン共和国杯・G2(11月3日、東京)に出走するクロミナンスは、重賞初制覇のチャンスだ。昨秋にノベンバーSを勝ってオープン入りを果たすと、近3走の重賞で〈3〉〈2〉〈3〉着と通用の力を証明。前走の目黒記念では首、頭差の3着と惜しい内容で、尾関調教師は「もともと能力の高い馬でしたし、以前よりもしっかりとして、そこは結果につながっていると思う。何とか重賞を勝てるといいなと思います」と期待を込める。 全休日明けの29日は、美浦・坂路を66秒1―16秒3で駆け上がって調整。前走から5か月半の休み明けでも、仕上がりは良さそうだ。「やるごとに良くなり、しっかりと力を出せる態勢にもっていけると思う」と指揮官。骨折などで出世が遅れた7歳の素質馬が悲願のタイトル奪取だ。(坂本 達洋)
報知新聞社